新刊ビジネス書の要約『TOPPOINT(トップポイント)』
2003年4月号掲載
ビジョンや理念、戦略などを熱く語っているが、どうも社員の心に届かない…。そう感じている経営者の方は必読。言葉が相手の“腹”に響かない理由、そしてどうすれば、「力に満ちた言葉=言霊」とすることができるかを指し示す。なお、本書は語り口調を生かした「書籍講演」とも呼べるユニークなスタイルで、話を聞くように内容がすんなり頭に入る。
オックスフォード大学で医学を教えるかたわら、「水平思考」をはじめとする数々の思考法を考案したデ・ボーノ博士。本書は、その代表的な思考法である「6つの帽子メソッド」を解説した『デボノ博士の「6色ハット」発想法』(1986年発行)の改訂新版である。このメソッドは、米IBM、マイクロソフト、デュポンなどでも採用されているという。
2003年1月号掲載
セブン‐イレブンの総帥、鈴木敏文会長の経営学の核心を解き明かす。「今は『多様化の時代』ではなく、『画一化の時代』だ」「現場主義には『本当のようなウソ』がある」など、氏の、独自の発想法と思考法が「55の金言」を中心にまとめられている。いずれもビジネスの最も根本的な部分に関わるもので、幅広く応用できる。
日本のホワイトカラーの生産性が低いのは有名な話。その1つの要因は「不毛な会議」の多さだ。バブル崩壊以降、会議の数は減ったと言われているが、まだまだ無駄な会議が多い。本書は、会議というものを根本から見直し、クリエイティブなアイデアが必ず生まれるような会議のやり方を提案する。具体的かつ実践的な内容になっている。
会議でうまく主張できない、部下が思い通りに動いてくれない…。そんな悩みを持つビジネスマンも、「分かりやすい説明」のコツさえつかめば、もっと容易に自分の意見を通すことができる。説明の上手・下手は生まれ持ったセンスではない。本書が示す15の技術さえ習得すれば、誰でも説明の達人になれる!
2002年11月号掲載
日常生活でもビジネスにおいても、相手の話をよく「聞く」ことは非常に大切である。だが、多くの人は聞くよりも話す方が好きなため、ついつい「しゃべりすぎた」と反省する羽目に陥ってしまう。本書では、人の話を聞くプロであるカウンセラーが「聞く技術」を公開。「自分のことは話さない」「評論家にならない」など、「聞き上手」になるためのコツを伝授する。
2002年10月号掲載
自分自身の心の深層の声、つまり無意識の現れである「夢のメッセージ」を知る方法を紹介する書。40年にわたって夢を心理療法に用いてきた著者は、どんなに不可解な夢や怖い夢でも、その解釈の仕方さえ知れば、自分の人生を切り開くのに役立つと説く。プロカウンセラーの夢分析の手法を身につけ、自分の人生を良い方向に変えるための1冊である。
2001年7月号掲載
「あうんの呼吸」に代表される日本独特のコミュニケーション。その対極にある、論理的なコミュニケーション・テクニックをわかりやすく解説した1冊である。経営コンサルティング会社マッキンゼー・アンド・カンパニーのコミュニケーションの専門家が、「論理的なメッセージを伝えることによって、相手を説得して、自分の思うような反応を相手から引き出す技術」を指南する。
2000年6月号掲載
我々の身の回りには、「分かりにくい表現」が氾濫している。本書は、家電製品の取扱説明書、道路標識、広告等々の分かりにくい表現を例にとりつつ、分かりにくさの原因を突き止める。また、その原因を基に、分かりやすい表現にするためのルールを導き出す。ビジネスの上で重要な、自分の意図を正しく伝えるための技術が満載の1冊である。
1999年11月号掲載
職場の空気に温かさが欠けている。一緒に仕事をしている仲間の心が離れ離れになっている…。こうした職場の問題を、週に一度のメッセージ交換によって解消する、「ウィークリー・メッセージ」という方法を紹介。自らの職場に導入し、9年にわたって実践してきた田坂広志氏が、この方法の効用を明らかにする。
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