業界破壊企業

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著者紹介

概要

業界破壊企業とは、固定観念にとらわれず、斬新なアイデアや技術を武器に、業界を席巻する企業のこと。本書は、第2のGAFAを狙う新興企業の数々と、そのビジネスの特徴を徹底解説。さらに、足もとで懸念されるスタートアップ・バブル崩壊の可能性についても触れ、不穏な時代を乗り越える新しい起業のあり方を考察する。

要約

イノベーションが「業界」を破壊する

 今、世界では、独自のアイデアやテクノロジーで、業界の勢力図を一変させているイノベーション企業が続々と登場している。

 アメリカの放送局CNBCは、そんなイノベーション企業の世界ランキング上位50社を毎年発表している。その名も「ディスラプター50」。ディスラプターは直訳すると「破壊者」となる。

 では、こうした企業は何によってイノベーションを起こしているのか? 最新のスタートアップの傾向を調べると、イノベーションの源泉の違いから、次の3つに分類できることがわかる。

    • ①プラットフォームで、需要と供給をつなぐもの(プラットフォーム型)
    • ②ビジネスモデルで、常識を超えた顧客体験を生むもの(ビジネスモデル型)
    • ③模倣しにくい独自の技術を強みにするもの(テクノロジー型)

 この3つの分類に沿って、「ディスラプター50」の中からいくつかの企業をみていこう。

①プラットフォームによる業界破壊企業

【Houzz(ハウズ)】

サービス:住宅のリフォーム・プラットフォーム

 この会社の事業は、家のリフォームをしたい人が内装業者や職人、デザイナーなどと直接つながることができるようにするというものだ。

 同社のサイトには、600万点以上の「リフォーム写真」がズラリと投稿されている。リフォームを考えている人は自分のイメージに合う「リフォーム写真」を見つけ、その業者やデザイナーに直接仕事を依頼することができる。

 従来のリフォームといえば、ハウスメーカーなどから、モデルルームのように「完成されたイメージ」「パッケージされた空間」を提案され、そこから選ぶというスタイルだった。

 しかし、「自分らしいキッチン」「趣味趣向に溢れた書斎」など、自分のイメージにこだわりたいが、どうしたら「理想の空間」を実現できるのかわからないという人は案外多い。そんな人に、様々な情報を提供するプラットフォームである。

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