2025.10.20

2025年上半期に最も多く閲覧された書籍Best10冊

2025年上半期に最も多く閲覧された書籍Best10冊
読者の皆さまには、日頃より「TOPPOINTライブラリー」をご利用いただき、感謝申し上げます。
さて今回は、「おすすめの特集」の特別号として、2025年上半期(4月~9月)に本ライブラリーで「最も多く閲覧された書籍Best10冊」をご紹介します。

上半期に最も多く読まれた書籍は、『人生の経営戦略 ――自分の人生を自分で考えて生きるための戦略コンセプト20』(山口 周 著/ダイヤモンド社 刊)でした。本書は、コンサルティングの世界で20年以上活躍した山口周氏が、「経営学」のコンセプトやフレームワークを応用し、人生を豊かにする方法を指南したもので、2025年上半期「TOPPOINT大賞」の第1位にも輝いています。
2位以下のラインナップを見ると、現在の米中関係や日本経済を深く理解する上で参考になる本が多く読まれていました。『TOPPOINT』読者のおよそ6割を占める「マネジメント層」の間で、こうした問題への関心が高まっていることがうかがえます。
また、仕事や職場の課題解決に役立つビジネス書にも注目が集まっていました。

これら10冊の中に未読の書籍がありましたら、読書リストに加えてみてはいかがでしょうか。2025年下半期のさらなる飛躍に向けて、ご紹介した書籍が皆さまの一助となれば幸いです。

2025年4月号掲載

人生の経営戦略 ――自分の人生を自分で考えて生きるための戦略コンセプト20

コンサルティングの世界で活躍した著者は言う。経営学のコンセプトは人生に活用できる、と。例えば、企業の「パーパス」。正しい目標が大前提なのは、人生もまた同じ。「バランス・スコア・カード」というフレームワークは、仕事と私生活の両立に役立つ等々。様々な悩みを解決し、より良く生きるためのヒントが詰まった1冊だ。

著 者:山口 周 出版社:ダイヤモンド社 発行日:2025年1月
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2025年5月号掲載

トランプ2.0 米中新冷戦 予測不能への備え方

2025年1月、米国大統領に返り咲いたトランプ氏。就任早々、大統領令を乱発して世界を揺さぶっている。第2期政権では何をするのか? 「予測不能」といわれる彼の言動の狙い、新政権の特徴などを、経済安保の専門家が解説。さらに「米中新冷戦」といわれ、半導体などを巡って加熱する、米中関係の今後を見通す。

著 者:細川昌彦 出版社:日経BP 発行日:2025年3月
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2025年7月号掲載

忙しいのに退化する人たち やってはいけない働き方

無意味で、成果を生まず、影響力もない。働いた分だけの成長が感じられない ―― 。今、世界で増えている「偽仕事」について、人類学者と哲学者が考察した。仕事の歴史を振り返り、偽仕事が生まれ、広がった経緯を語るとともに、生産性と充実度が高い働き方を実現するヒントを示す。各国語に訳され、広く読まれている話題作。

著 者:デニス・ノルマーク、アナス・フォウ・イェンスン 出版社:サンマーク出版 発行日:2025年5月
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2025年8月号掲載

移動と階級

私たちの生活は、“移動”なしに成り立たない。社会は人・モノ・情報などが動くことで機能している。では、移動に、階級や居住地による“格差”があるとしたら? 社会学者が、独自の調査を基に実態を明らかにした。フードデリバリーから気候変動による移住まで、様々な問題を取り上げ、移動に伴う分断、不平等を考察する。

著 者:伊藤将人 出版社:講談社(講談社現代新書) 発行日:2025年5月
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2025年6月号掲載

「運のいい人」の科学 強運をつかむ最高の習慣

「運がいい」とはどういうことか? 運のよさは持って生まれたものなどではない。うまくいっている人は、運を引き寄せる状況を自ら生み出しているのだ。本書は、心理学などの知見をもとに、運のいい人に共通する思考や性質、行動を掘り下げて紹介。彼らの習慣を身につければ、誰でも“強運”をつかむ可能性が高まるだろう。

著 者:ニック・トレントン 出版社:SBクリエイティブ 発行日:2025年3月
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2025年7月号掲載

世界最高の質問術 一流のビジネスリーダー45人が実践する人を動かす「問いかけ」の極意

“質問”には、人や組織を大きく成長させる効果がある! リーダー育成に携わる著者らが、長年にわたる研究と実践から導き出した、質問の技法を伝授。部下の能力を引き出す、会議を活性化させる、チーム内の対立に対処する…。リーダーが身につけるべき質問術を様々な場面に即して説いた、実践的な1冊となっている。

著 者:マイケル・J・マーコード、ボブ・ティード 出版社:新潮社 発行日:2025年4月
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2025年4月号掲載

ピークアウトする中国 「殺到する経済」と「合理的バブル」の限界

近年、中国は不動産バブルが弾け、経済が低迷している。その一方、EV(電気自動車)などの新興産業は快進撃を続け、過剰生産が危惧されている。一見、この2つの問題は関連がなさそうだが、実はコインの表と裏。どちらも中国経済の性質によるものだ。それは何か? 中国をよく知る経済学者とジャーナリストが明らかにする。

著 者:梶谷 懐、高口康太 出版社:文藝春秋(文春新書) 発行日:2025年1月
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2025年6月号掲載

静かに分断する職場 なぜ、社員の心が離れていくのか

仕事は一生懸命やっている。だが、周囲の人と助け合うこともなければ、本音で語ることもない…。そんな「静かなる分断」が日本の会社に広がっている。背景には何があるのか? ベストセラー『不機嫌な職場』の著者が、バブルからコロナ禍に至る変化と、それによって職場に生じた問題を解説、分断を乗り越えるヒントを示す。

著 者:高橋克徳 出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン(ディスカヴァー携書) 発行日:2025年3月
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2025年5月号掲載

日本経済の死角 ――収奪的システムを解き明かす

日本の生産性は、この四半世紀で30%も向上した。しかし、実質賃金は横ばいのまま。なぜか? 人気エコノミストが、原因を読み解いた。儲かっても溜め込む大企業、長期雇用制を前提とした雇用慣行、株主至上主義に基づく企業統治改革…。日本経済が抱える様々な“死角” ―― 経済停滞を長期化させた要因を明確に示す。

著 者:河野龍太郎 出版社:筑摩書房(ちくま新書) 発行日:2025年2月
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2025年6月号掲載

西洋近代の罪 自由・平等・民主主義はこのまま敗北するのか

今、民主主義を押しのけ、排他的な権威主義が力を増している。アメリカで、ロシアで、西側諸国で。この現象の意味を、民主主義と資本主義の関係に着目して、分析した。ヨーロッパにおける右派勢力の躍進、トランプ大統領の再選と支持者の傾向など、個々の出来事を解釈しつつ、現在の政治的・経済的な状況を明らかにする。

著 者:大澤真幸 出版社:朝日新聞出版(朝日新書) 発行日:2025年4月
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