月刊誌『TOPPOINT』の各号に掲載している“一読の価値ある新刊書”10冊の内容をご覧いただけます。

次月号の公開予定日:2026年2月24日

ドル覇権が終わるとき ――インサイダーが見た国際金融「激動の70年」

ドルの時代は、今後10年以内に終わる!? 世界の基軸通貨として、国際貿易や金融市場で使用されるドル。だが、その地位に陰りが見えている。増え続ける米国の赤字、たやすく政治に屈する米中央銀行…。各種要因を挙げ、ドル覇権が終わりつつあることを示す。著者は元IMF(国際通貨基金)チーフエコノミストの金融経済学者。

著 者:ケネス・ロゴフ 出版社:日経BP 発行日:2025年11月
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資本主義はなぜ限界なのか ――脱成長の経済学

鈍化する成長、繰り返される経済危機、拡大する格差…。これまで成長を続けてきた資本主義は、「限界」に直面している。今後、世界はどのような方向を目指すべきか? その答えを、マルクス経済学の理論をもとに探った書。際限なき利潤追求から脱し、搾取なき社会を実現する ―― 「脱成長」の思想と、経済の未来像を示す。

著 者:江原 慶 出版社:筑摩書房(ちくま新書) 発行日:2025年11月
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日本政治と宗教団体 その実像と歴史的変遷

戦後、日本政治と宗教はどう関わり合ってきたか、関係者の証言と多数の資料から解き明かす。自民党と20年以上にわたり連立政権を組んできた公明党の支持母体・創価学会や、安倍晋三元首相の銃撃事件で注目を集めた旧統一教会など。権力とつながることで影響力を強めていった宗教団体の実態と、その歴史的変遷を描いた1冊。

著 者:蔵前勝久、中北浩爾 出版社:朝日新聞出版(朝日新書) 発行日:2025年11月
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BCG 経営課題解決「20の思考ツール」 成果を最大化する「7つの要素」

企業は日々、多くの経営課題に直面する。対応が難しいこの課題を解決へと導く「思考ツール」を経営コンサルタント歴30年の著者が紹介。構造化、コンテクスト重視、バリューチェーン分解、アナロジー等々。選りすぐった20の思考ツールの使い方が、「不況下での経営」「生成AIの活用」などのケーススタディをもとに示される。

著 者:井上潤吾 出版社:日経BP・日本経済新聞出版 発行日:2025年11月
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スロウ・ブランディング 記憶から価値をつくる これからのブランドの教科書

ブランドとは何か。強固なそれを築くには何をすべきか。こうした問いにブランディングに30年以上携わるコンサルタントが答えた。捉えにくいブランドの本質を繙くとともに、時間をかけ正面から着実に取り組む「スロウ・ブランディング」こそ最も確実な道と説く。熱心なファンに永く愛されるためのヒントが詰まった教科書だ。

著 者:江上隆夫 出版社:朝日新聞出版 発行日:2025年11月
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「沈黙」は最強の戦略である

出世をしたい、人に影響を与えたい。そんな願望がある時は「とにかく黙る」といい。沈黙によって得られるものは大きい。人間関係は良好になり、精神的にも身体的にも健康でいられる。これまでしゃべりすぎて多くの失敗をしてきた著者が、戦略としての沈黙の効用とその手法を公開。会議や交渉の場で役立つヒントが満載だ。

著 者:ダン・ライオンズ 出版社:早川書房 発行日:2025年11月
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ビジネスとしての宗教

はるか昔から、人は宗教とともに生きてきた。礼拝を欠かさず、多額の寄付を行い、布教に勤しむ…。なぜ我々は、宗教に惹かれるのか? その理由を、「ビジネス」の面から解き明かした書である。他の組織と経済的資源・人的資源をめぐって競争する宗教の生存戦略を、“プラットフォーム”という観点を用いて明らかにする。

著 者:ポール・シーブライト 出版社:東洋経済新報社 発行日:2025年11月
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苦痛の心理学 なぜ人は自ら苦しみを求めるのか

“苦痛”は、できれば避けたいもの ―― 。そう考える人は多いはずだ。だが実は、人は時に自ら苦痛を求めることもある。熱い風呂に進んで入る、激辛料理を好んで食べる…。一見不可解なこれらの行動は、なぜ起こるのか? そのメカニズムを、脳科学や心理学の研究をもとに解明。人生における苦しみの意味も含め、解説する。

著 者:ポール・ブルーム 出版社:草思社 発行日:2025年11月
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「中国」という捏造 歴史・民族・領土・領海はいかにして創り上げられたか
Editor's Collection

「中国」という捏造 歴史・民族・領土・領海はいかにして創り上げられたか

5000年に及ぶ歴史、「チャイナ」という国名、民族から領土に至るまで。中国が誇るアイデンティティは、どれも“フィクション”だった ―― 。これらは、「19世紀後半から20世紀にかけて捏造されたもの」。こう断じる英国のジャーナリストが、中国が唱える“神話”の虚構性を指摘。詳細な資料をもとに、その生成過程を検証する。

著 者:ビル・ヘイトン 出版社:草思社(草思社文庫) 発行日:2025年8月
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ブッダが説いたこと
Longseller Collection

ブッダが説いたこと

紀元前6世紀の北インドに生まれた仏教の開祖、ブッダ(ゴータマ・シッダッタ)。35歳で「目覚め」て以来、広く教えを説いた。では、彼は何を語ったのか。スリランカ出身の学僧が、多くの経典に収められた「ブッダのことば」にもとづき、その内容を解説する。1959年の原著刊行以来、長く読み継がれる“最良の仏教入門書”。

著 者:ワールポラ・ラーフラ 出版社:岩波書店(岩波文庫) 発行日:2016年2月
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