新刊ビジネス書の要約『TOPPOINT(トップポイント)』
1998年12月号掲載
ビジネス環境が激変する今日、経営者に求められるのは、自社の経営の実態を正しく把握した上で、的確な判断を下すこと。そのためには、会計に精通していることが不可欠だが、これほど重要な会計が日本では軽視されている――。このように述べる稲盛和夫氏が、自らの経営哲学、そしてそれをベースにつくり上げた会計学の原則をわかりやすく解説する。
我々は、語ることができるより、多くのことを知ることができる――。かつて科学哲学者マイケル・ポランニーがこのように表現した「暗黙知」。本書では、田坂広志氏がマネジメントにおける暗黙知の世界について考察。企業における様々な問題が、暗黙知の欠如によって生じていることを示しつつ、直観や洞察力、大局観といった暗黙知の世界に迫る。
1997年10月号掲載
今後、企業は「複雑系」としての性質を強めていくことを予見し、そうした時代の新しいマネジメントを論じた『複雑系の経営』。その著者・田坂広志氏が、中間管理職に向けて発想の転換を問う1冊。企業が複雑系としての性質を強めていくと、「創発」や「自己組織化」というプロセスが重要になる。このプロセスを重視したマネジメント・スタイルへの転換を説く。
1997年4月号掲載
今、「知」の最先端のキーワードとなっている「複雑系」。これについて、理論的な解説書としてではなく、実践的な経営書として記した1冊である。複雑系については、自然科学の視点から論じたものが多いが、実は経済や経営の分野に与える影響は広く、深い。そのことを明らかにするとともに、ビジネスにおいて複雑系はどう役立つかを、経営者の視点から論じる。
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