2003年2月号掲載

社長が戦わなければ、会社は変わらない 不況を言い訳にしない実践経営学

「景気が悪いから、うまくいかない」。こんな言い訳は社長には許されない!と一喝するのが、著者の金川千尋氏。たとえ景気が悪くとも、チャンスは必ずある。それが見えないのは、普段から目の前の課題を寝ても冷めても考え抜いていないからだと氏は言う。7期連続で最高益を記録した信越化学工業の社長が語る、不況に打ち勝つ経営学。

著 者:金川千尋 出版社:東洋経済新報社 発行日:2002年12月
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2003年1月号掲載

「仮説」と「検証」で顧客のこころを掴む 鈴木敏文の「統計心理学」

セブン‐イレブンの総帥、鈴木敏文会長の経営学の核心を解き明かす。「今は『多様化の時代』ではなく、『画一化の時代』だ」「現場主義には『本当のようなウソ』がある」など、氏の、独自の発想法と思考法が「55の金言」を中心にまとめられている。いずれもビジネスの最も根本的な部分に関わるもので、幅広く応用できる。

著 者:勝見 明 出版社:プレジデント社 発行日:2002年11月
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2002年9月号掲載

企業変革力

なぜ、リストラクチャリングや戦略転換、合併などの大規模な企業変革は成功しないのか? ―― 本書は、企業変革に関する多数の失敗事例を分析し、それらの失敗から導き出された「8段階の変革プロセス」を、論理的かつ明確に解説する。グローバルな競争に勝つには持続的な改善・改編に加え、大規模な変革が必要だが、そのための「バイブル」となる1冊。

著 者:ジョン・P・コッター 出版社:日経BP社 発行日:2002年4月
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2002年8月号掲載

ウォー・フォー・タレント “マッキンゼー式”人材獲得・育成競争

本書は、経営コンサルティング会社のマッキンゼーが導き出した「人材獲得・育成競争に勝つための法則」を紹介したもの。米主要企業の綿密な調査・研究から、特に経営に大きな影響を与えるマネジメント層の人材強化法がまとめられている。工業社会から情報社会への移行とともに、「人材育成競争(ウォー・フォー・タレント)」が雌雄を決すると主張する。

著 者:エド・マイケルズ、ヘレン・ハンドフィールド-ジョーンズ、ベス・アクセルロッド、マッキンゼー・アンド・カンパニー(監訳) 出版社:翔泳社 発行日:2002年5月
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2002年5月号掲載

本業再強化の戦略

企業が長期にわたって利益を確保し、持続的に成長する ―― 。全ての経営者の願い、そして悩みの種でもあるだろう、この命題に対する実践的な戦略を、本書は説く。800社以上もの企業を分析した著者は、「コア事業」を明確に定義し、その成長余地を追求することが最も重要であると指摘。コア事業の定義の仕方、周辺領域へのアプローチ法などを、事例を交えて具体的に示す。

著 者:クリス・ズック、ジェームズ・アレン、須藤実和(監訳) 出版社:日経BP社 発行日:2002年2月
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2002年5月号掲載

成果主義は怖くない 「仕事人生」を幸せにするキャリア創造

成果主義――。日本企業において急速に拡大しているこの人事制度は、ビジネスパーソンにとっていいことなのか、悪いことなのか。本書では、キャリア開発の第一人者が、成果主義にまつわる様々な誤解や問題点を取り上げ、成果主義の本質を浮き彫りにする。併せて、成果主義に振り回されずに、幸せなキャリアを構築していくための考え方を提示する。

著 者:高橋俊介  出版社:プレジデント社 発行日:2002年3月
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2002年5月号掲載

社員の幸せを追求したら社長も成果主義も不要になった!

リストラに遭った人たちが創業し、独自の経営で躍進を遂げている広島の安売りメガネチェーン「21(トゥーワン)」。利益は社員で山分け、ノルマなし、社長は4年交代制…など、同社は数々の驚くべき運営方針を実践している。その背景にあるのは「100%の社員が幸せになれる経営」という思想。昨今の成果主義の対極にあるその経営手法を紹介する。

著 者:日下公人  出版社:ソニー・マガジンズ 発行日:2002年2月
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2002年3月号掲載

マネジメント【エッセンシャル版】 基本と原則

ドラッカー経営学の集大成、『マネジメント』から重要な部分を抜粋して紹介する。「マネジメントには基本とすべきもの、原則とすべきものがある」「基本と原則に反するものは、例外なく時を経ず破綻する」。こう語る著者が、マネジメントの課題と責任と実践に関わる基本と原則を、総合的に解説。時代を超えて踏まえるべきマネジメントの要諦が示される。

著 者:P・F・ドラッカー、上田惇生(編訳) 出版社:ダイヤモンド社 発行日:2001年12月
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2002年2月号掲載

ビジョナリー・カンパニー② 飛躍の法則

世界的なベストセラー『ビジョナリー・カンパニー』の続編である。今回は、どうすれば「良い企業」は「偉大な企業」になれるのかという問いを追究。製紙会社のキンバリー・クラーク等、飛躍した11社を詳細に調査し、それを成し得た要因を「6つの法則」にまとめた。飛躍を導いた経営者はカリスマ性とは無縁の地味な人物であるなど、興味深い事実が披露される。

著 者:ジェームズ・C・コリンズ 出版社:日経BP社 発行日:2001年12月
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2001年12月号掲載

スローなビジネスに帰れ eに踊らされた日本企業への処方箋

「スローなビジネス」とは、「ゆっくり、地に足をつけて製品・サービスを創り、育て上げていく」ということ。アメリカ式の「スピード経営」の対極に位置するコンセプトである。ニューヨーク在住のマーケティングコンサルタントが、マーケティング偏重のアメリカ式ビジネスの問題点を指摘し、日本企業が同様の問題に陥らないための処方箋を示す。

著 者:阪本啓一  出版社:インプレス 発行日:2001年10月
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2001年2月号掲載

失敗学のすすめ

「失敗は成功の母」とはいうものの、実際のところ、失敗には負のイメージがつきまとい、忌み嫌われることが多い。だが、失敗から目を背けることなく、うまく付き合うことによって、次の失敗を防ぐだけでなく、失敗を基に新しい技術やアイデアを生み出すことができる。こう語る著者が「失敗学」について、事例を交えわかりやすく解説する。

著 者:畑村洋太郎 出版社:講談社 発行日:2000年11月
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2000年12月号掲載

チェンジ・リーダーの条件 みずから変化をつくりだせ!

ドラッカーの過去の著作から、選りすぐりのマネジメント論を紹介したもの。マネジメントの定義、課題、責任、基礎知識とともに、今日不可欠な、変化の時代のマネジメントに関する論考も収録されている。変化をチャンスに変え、未来を築くための様々な具体策が提示される。“マネジメントの父”の深い知恵が凝縮された1冊だ。

著 者:P・F・ドラッカー、上田惇生(編訳) 出版社:ダイヤモンド社 発行日:2000年9月
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2000年6月号掲載

[日本発]繁栄の発想 21世紀はここから始まる

グローバルスタンダードという言葉に怯え、自信喪失に陥っている日本。だが、日本が世界をリードする分野は、実は数多く存在する。日本型経営、顧客に合わせてサービスを提供する不定型サービス、「清潔好き」や「こだわり」といった日本人の気質…。日下公人氏が、ともすれば日本人が気づいていない、世界に誇れる日本の優れた点を紹介する。

著 者:日下公人、ソフト化経済センターグループ001 出版社:徳間書店 発行日:2000年3月
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1999年12月号掲載

小倉昌男 経営学

今日、すっかり私たちの暮らしに定着した感のある「クロネコヤマトの宅急便」。事業を立ち上げた頃、郵便小包の独壇場だった個人宅配市場への挑戦は無謀とされたが、今や宅急便の取扱個数は、郵便小包を大きく上回る。その成功のカギとは? 宅急便の生みの親である小倉昌男氏自らが、宅急便事業の歩み、そして成功の背後にある自身の経営哲学を語る。

著 者:小倉昌男 出版社:日経BP社 発行日:1999年10月
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1999年7月号掲載

ビジョナリー・カンパニー 時代を超える生存の原則

時の試練を乗り越えてきた、真に卓越した企業を、著者は「ビジョナリー・カンパニー」と命名する。そうした企業の中から3M、ウォルマート、ウォルト・ディズニーなど18社を選び、競合企業とどこに違いがあるのかを分析した。企業が永続する上で最も大切なもの。それは、カリスマ的な指導者や優れた製品アイデアなどではなく、「基本理念」であることが、徹底的な調査を基に解き明かされる。

著 者:ジェームズ・C・コリンズ、ジェリー・I・ポラス 出版社:日経BP社 発行日:1995年9月
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1999年6月号掲載

明日を支配するもの 21世紀のマネジメント革命

「21世紀のマネジメント革命」が副題。「これから起こる変化は、19世紀半ばの第2次産業革命や、大恐慌や、第2次大戦後の構造変化よりも急激である」という著者が、21世紀のマネジメントを見通す。破局的な少子化等、今後の経営で前提とすべき変化を挙げ、具体的になすべきことを提示。これからは労働者が自らをマネジメントする必要があると説く。

著 者:P・F・ドラッカー 出版社:ダイヤモンド社 発行日:1999年3月
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1999年5月号掲載

意思決定12の心得

社会や市場が激変する今の時代、マネジャーの意思決定は、企業の将来を大きく左右する。だが、意思決定の大半は「正解」がなく難しいものであるため、つい意思決定を躊躇してしまうことも少なくない。本書では、多くのマネジャーを悩ますこの問題について、田坂広志氏が考察。意思決定に求められる能力と、その能力を身につけるための心得を、様々なエピソードを交えつつ語る。

著 者:田坂広志 出版社:生産性出版 発行日:1999年2月
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1998年12月号掲載

稲盛和夫の実学 経営と会計

ビジネス環境が激変する今日、経営者に求められるのは、自社の経営の実態を正しく把握した上で、的確な判断を下すこと。そのためには、会計に精通していることが不可欠だが、これほど重要な会計が日本では軽視されている――。このように述べる稲盛和夫氏が、自らの経営哲学、そしてそれをベースにつくり上げた会計学の原則をわかりやすく解説する。

著 者:稲盛和夫 出版社:日本経済新聞社 発行日:1998年10月
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1998年12月号掲載

「暗黙知」の経営 なぜマネジメントが壁を超えられないのか?

我々は、語ることができるより、多くのことを知ることができる――。かつて科学哲学者マイケル・ポランニーがこのように表現した「暗黙知」。本書では、田坂広志氏がマネジメントにおける暗黙知の世界について考察。企業における様々な問題が、暗黙知の欠如によって生じていることを示しつつ、直観や洞察力、大局観といった暗黙知の世界に迫る。

著 者:田坂広志 出版社:徳間書店 発行日:1998年9月
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1997年10月号掲載

創発型ミドルの時代 複雑系のマネジメント10の発想転換

今後、企業は「複雑系」としての性質を強めていくことを予見し、そうした時代の新しいマネジメントを論じた『複雑系の経営』。その著者・田坂広志氏が、中間管理職に向けて発想の転換を問う1冊。企業が複雑系としての性質を強めていくと、「創発」や「自己組織化」というプロセスが重要になる。このプロセスを重視したマネジメント・スタイルへの転換を説く。

著 者:田坂広志 出版社:日本経済新聞出版社 発行日:1997年7月
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