現場力を鍛える

マネジメント
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著者紹介

概要

結果が出せる企業、出せない企業の差とは?それは「現場力」にある、と著者は言う。書かれている事柄は、一見、当たり前のことのようにも感じられる。だが、それができていない企業がどれほど多いことか! 本書は早稲田大学ビジネススクールの人気講座「現場学」の内容をベースに体系化したものだが、理論だけでなく事例も豊富に盛り込まれている。

要約

「現場力」とは何か?

 「強い企業」 ―― 例えば、トヨタでは年間61万件もの改善提案が出され、その91%が実行されている。あるいは花王では、全社挙げてのコスト削減活動で、年間100億円ものコスト削減を遂げている。こうした強さは、何に由来するのか?

 その答えは「現場力」にある。

強い企業の条件

 世界と伍して戦うべく、どの企業も競争に打ち勝つための「強さ」を手に入れようと苦しんでいる。では、強い企業とはどんな企業なのか?

 強い企業とは「高い経営品質を誇る企業」と言い換えられる。その経営品質とは、次の3つの要素で構成されている。

①競争戦略の品質

 競合他社と差別化し、優位性を構築するためには、競争戦略の品質がまず問われる。

②オペレーションの品質

 戦略を素早く、効率的、効果的に遂行する能力に長けたオペレーションがなくては、戦略は「絵に描いた餅」で終わってしまう。

③リーダーシップの品質

 競争戦略とオペレーションを結合させ、企業としての総合力に昇華させるためには、卓越したリーダーシップが求められる。

 強い企業を目指すということは、この3要素の品質を磨いていくということに他ならない。

 その第一歩は、合理的な競争戦略を選択することである。市場環境、顧客の変化などを見据えて、「勝てる戦略シナリオ」を描かなければならない。

 しかし、いくら合理的で「正しい」戦略を打ち出しても、それが実行されなくては意味がない。

 戦略を正しく実行し続け、結果を出す主体は、企業のオペレーションを担う「現場」である。

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