未来を創造するには、まず過去を意識的に忘れ去らなくてはならない。

解説

 未来は決して過去の延長ではない。
 新しい産業構造が古い産業構造にとって代わるのである。競争も現在とまったく違うものになる。従って、未来のための競争に勝ち抜くには、従来の戦略を見直さなければならない。
 未来のための競争は、従来の産業の境界線を変えたり新しい市場を創造したりする技術、ライフスタイルの変化などについて、競合他社より優れた識別眼を獲得する競争である。
 言い換えれば、未来の市場機会がどれくらいの規模になるか、どのような構造になるかを見極めることを競う。要するに、未来をイメージする競争なのだ。
 経営幹部の頭の中には、産業の構造、競争相手、顧客、技術などに関する先入観や思い込みがある。
 未来に向けて基本戦略を練り直すには、こうした思い込みを考え直さなければならない。未来に到達するために、会社は自ら過去を捨て去る勇気を持たなければならない。
 だが、何も過去をすべて捨て去る必要はない。明らかにしなければならないのは、次の2点である。

・未来に到達するために、過去の何を、会社の強みとして活用すべきか?
・もはや役に立たない過去の遺物は何か?

コア・コンピタンス経営 未来への競争戦略

コア・コンピタンス経営 未来への競争戦略

著者 ゲイリー・ハメル、C・K・プラハラード
出版社 日本経済新聞出版社(日経ビジネス人文庫)
発行日 2001年1月5日
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