2025.11.17

 まわりの知人やマスコミに登場する有名人等の中から、「頭がいい」と思う人を思い浮かべてみてほしい。およそ三種類に大別できるのではないだろうか。
 第一は記憶力がよく何でも知っている「物知り」の人である。(中略)
 第二は、対人感性が高くて人の気持ちを瞬時に察知して行動できる、「機転が利く」あるいは「気が回る」タイプの人である。(中略)
 そして最後のタイプが数学の問題やパズルを解くのが得意な「考える力」の強いタイプで、これを本書では「地頭がいい」タイプと定義する。

解説

 「地頭」とは、コンサルティング業界で比較的頻繁に使われる言葉で、考える力のベースとなる知的能力のことである。
 例えば、人材採用の場面で「地頭のいい人を採りたい」などという表現をするが、この「地頭のよさ」は、世に言う「頭のよさ」とは違う。
 上掲のように、いわゆる頭がいい人は3種類に大別できるが、その中で「地頭がいい」のは最後の「考える力」の強いタイプのことだ。
 3つの能力は、いずれもビジネスや日常生活に不可欠な知的能力である。だが、特に「地頭力」は、未知の領域で問題を解決する能力という点で、環境の変化が激しく、過去の経験が未来の成功を保証するとは限らない現在において、重要な能力といえる。
 地頭力がコンサルティング会社等の人材採用の基準の1つになっている最大の理由は、地頭のいい人はどの分野に取り組んでも業務知識の習得が速く、高いパフォーマンスが期待できるからだ。
 そして、地頭力は陳腐化しない。逆に言えば、地頭力というのは昔から変わらない能力なのだ。

このTOPPOINT NOTEを読んだ方は、
他にこんな記事にも興味を持たれています。

新刊ビジネス書の
要約を紹介する月刊誌
『TOPPOINT』
本誌を
サンプルとして無料
お送りいたします。

  • book01

    熟読

    毎月大量に発行される新刊ビジネス書や、文化、教養に関する新刊書などを、100冊前後吟味します。

  • book02

    厳選

    熟読した本の中から特に「切り口や内容が新鮮なもの」「新たな智恵やヒントが豊富なもの」10冊を厳選します。

  • book03

    要約

    読者の方が、本を購入される際の「判断基準」となるよう、原著の内容を正確に、わかりやすく要約します。

購読者の約7割が、経営者および
マネジメント層の方々。
購読者数は1万人以上!
その大半の方が、6年以上ご愛読。

まずは、1冊無料試読
TOPPOINT編集部厳選「必須のビジネス名著100選 2026年選書版 オールタイムベスト10ジャンル×10冊」を1部無料謹呈! TOPPOINT編集部厳選「必須のビジネス名著100選 2026年選書版 オールタイムベスト10ジャンル×10冊」を1部無料謹呈!