2026.5.11

古典に学ぶ 悩みを乗り越える智慧

古典に学ぶ 悩みを乗り越える智慧
仕事への不安や将来への焦り、人間関係のストレス――。こうした悩みは、時代がどれだけ移り変わっても、多くの人が抱えているものです。
人間はなぜ、同じことで悩み、同じところでつまずいてしまうのでしょうか。そして、それを乗り越えるにはどうすればよいのでしょうか。
そのヒントとなる良書5冊を、本特集ではご紹介します。
人生を充実させ、幸福に生きる術を説いたセネカの『生の短さについて』、自然と人間を深く洞察した『老子』、等々。時代を超えて読み継がれてきたこれらの書には、人が悩む理由と、その乗り越え方が示されています。
ご紹介する書籍は、今の季節「五月病」を乗り切る手がかりとしても、きっと役立つはずです。

2010年5月号掲載

生の短さについて 他二篇

古代ローマ時代を、政治家、そして哲学者として生きたセネカ。彼が目指したのは、哲学を人間中心のものへと方向づけたソークラテースへの回帰、人間学への道であった。本書は、そんなセネカの著作の中から、『生の短さについて』『心の平静について』『幸福な生について』の3篇を収録。人生を充実させ、幸福に生きるにはどうあるべきかが示される。

著 者:セネカ 出版社:岩波書店(岩波文庫) 発行日:2010年3月
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2015年8月号掲載

マルクス・アウレーリウス 自省録

第16代ローマ皇帝、マルクス・アウレーリウス・アントーニーヌス。良く国を治めたことから、「五賢帝」の一人とされる。哲学的思索を好み、折に触れ、自省自戒の言葉や人間の義務や幸福について書き留めた。それが、この『自省録』だ。自らのために書いたものだが、真摯な内省に基づく言葉は色あせず、今に生きる私たちにも、貴重な気付きを与えてくれる。

著 者:マルクス・アウレーリウス 出版社:岩波書店(岩波文庫) 発行日:1956年10月
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2020年12月号掲載

老子

天地自然の摂理である「道」を尊重する。柔弱でありながら強い存在である「水」を重んじる…。2000年超にわたり受け継がれてきた中国古典『老子』。自然と人間を深く洞察したこの書の珠玉の名言を、平易な現代語訳で紹介する。科学文明が極限に達し、むしろ弊害の方が目立つ現代、その普遍的な教えから学べることは多い。

著 者:蜂屋邦夫(訳注) 出版社:岩波書店(岩波文庫) 発行日:2008年12月
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2026年2月号掲載

ブッダが説いたこと

紀元前6世紀の北インドに生まれた仏教の開祖、ブッダ(ゴータマ・シッダッタ)。35歳で「目覚め」て以来、広く教えを説いた。では、彼は何を語ったのか。スリランカ出身の学僧が、多くの経典に収められた「ブッダのことば」にもとづき、その内容を解説する。1959年の原著刊行以来、長く読み継がれる“最良の仏教入門書”。

著 者:ワールポラ・ラーフラ 出版社:岩波書店(岩波文庫) 発行日:2016年2月
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2019年12月号掲載

自警録 心のもちかた

明治時代の教育者であり国際人であった新渡戸稲造が、日々の心の持ち方や人生の要諦をわかりやすく語った修養書。「柔和なる者はこの世を嗣ぐ」「成敗は世人の眼に見えぬ」「勝敗の決勝点を高きに置け」…。豊かな知識と人生経験から導き出された真理は、古びることなく、今を生きる私たちに多くの示唆を与えてくれる。

著 者:新渡戸稲造 出版社:講談社(講談社学術文庫) 発行日:1982年8月
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