
ほぼ毎月のように、月末近くになると個人的に書店で購入する本があります。それは、NHKテレビで放送されている番組、「100分de名著」のテキストです。
番組ホームページには、“一度は読みたいと思いながら、なかなか手に取ることができない古今東西の「名著」”を読み解く、とあります。しかし、私にとってはその存在すら知らなかった名著も多々あり、毎月このテキストで勉強させてもらっています。
5月は、哲学者・ヘーゲルの著作『精神現象学』を取り上げていました。同書は、カントの『純粋理性批判』、ハイデガーの『存在と時間』などとともに、難解な哲学書の1つとされており、一人で読むにはハードルの高すぎる書籍です。番組では、『人新世の「資本論」』や『ゼロからの『資本論』』などの著作で知られる斎藤幸平氏が指南役となり、『精神現象学』の内容を平易に紹介していました(それでも難しいですが…)。
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