自助論

Original Title :Self-Help

自己啓発
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著者紹介

概要

「天は自ら助くる者を助く」。この名言で始まる『自助論』(原題『Self-Help』)は1858年、英国で出版された。その後、日本では1871年に『西国立志編』と題して出版され、多くの人の共感を呼んだ。本書は、この不朽の名著の現代語訳版。自分を成長させ、豊かな人生を生きる上で大切にすべきことが、古今東西の偉人の言葉などとともに、わかりやすく示される。

要約

自助の精神

 「天は自ら助くる者を助く」

 この格言は、幾多の試練を経て現代にまで語り継がれてきた。その短い章句には、人間の数限りない経験から導き出された1つの真理がはっきりと示されている。

 それは、自助の精神とは、人間が真の成長を遂げるための礎だということである。

成長への意欲と自助の精神

 自助の精神が多くの人の生活に根づくなら、それは活力に溢れた強い国家を築く原動力となる。

 外部からの援助は、人間を弱くする。自分で自分を助けようとする精神こそ、その人間をいつまでも励まし、元気づける。

 人のために良かれと思って援助の手を差し伸べても、相手はかえって自立の気持ちを失うだろう。保護も度が過ぎると、無力な人間を生み出す。

 いかに優れた制度を作っても、それで人間を救えるわけではない。

 一番良いのは、何もしないで放っておくことかもしれない。そうすれば、人は自らの力を発揮して、自分の置かれた状況を改善していくだろう。

 しかし、いつの時代にも人は、幸福や繁栄が自分の行動によって得られるものとは考えず、制度の力によるものだと信じたがる。

 だから、「法律を作ればよい」という考えがまかり通ってきた。だが、どんなに厳格な法律を定めても、怠け者が働き者に変わったり、浪費家が倹約を始めたり、酔っ払いが酒を断つはずがない。

 自らの怠惰を反省し、節約の意味を知り、酒に溺れた生活を否定して初めて、人は変わっていく。

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