
あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
さて、新しい年を始めるにあたり、「新年の誓い」を立てられる方は多いのではないでしょうか。「今年こそは資格を取りたい」「リーダーシップを発揮できる人間になりたい」「ダイエットに成功したい」…。私も毎年、誓いを立てる1人です。しかし、1年後に振り返ってみると、あの誓いはどこにいったのかと思うこともしばしば。自分の実行力のなさ、意志の弱さを痛感します。
自分を変えるにはどうすればよいのか ―― 。そんなことを考えている時に目に留まった本が、今週Pick Upする『なぜ人と組織は変われないのか ハーバード流 自己変革の理論と実践』(ロバート・キーガン、リサ・ラスコウ・レイヒー 著/英治出版 刊)です。発達心理学と教育学の権威による本書は、意志を強くするだけでは自分を変えられないということを教えてくれました。
なぜ、自分を変えることが難しいのか。もし、本当に変えようとするならば、どのようなところに目を向ければよいのか。この点について、本書は次のように説きます。
このPick Up本を読んだ方は、
他にこんな記事にも興味を持たれています。
-
自己の利益を追求する西洋的思考から脱却し、共生関係を重視する生き方をインド生まれの思想家が提言
-
「知の巨人」の原点 生態学的な視点で世界を読み解いた書
-
リーダーは真摯たれ! ドラッカーも重要視した“インテグリティ” その身につけ方を説く