
毎年、夏になると書店で楽しみにしているフェアがあります。それはKADOKAWA、新潮社、集英社が企画する「夏の文庫本フェア」。中高生を中心とした若年層向けの小説やエッセイが主にラインナップされていますが、中には硬派なノンフィクションや評論も。普段気づかない名作に出会える機会として、フェア棚をじっくりとながめるのが私の恒例行事となっています。
先日、書店でフェア棚をのぞいていたところ、集英社文庫の「夏の1冊(ナツイチ)」の棚で「へえ、こんな本を選んでいるのか。確かに、今読んでほしい名著かも」と感心した本を見つけました。それが今週Pick Upする『文明の衝突』(サミュエル・ハンチントン 著/集英社 刊)です。
このPick Up本を読んだ方は、
他にこんな記事にも興味を持たれています。
-
知っているようで知らない “上手な最期”を迎えるために大事なこととは?
-
自民党総裁選を前に考える 「人望あるリーダー」に求められる資質
-
ロシアとウクライナの戦い この戦争の本質はどこに? 国際安全保障の専門家が欧州全域を視野に入れ解説