2017年4月号掲載

レバレッジ時間術 ノーリスク・ハイリターンの成功原則

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著者紹介

概要

毎日忙しく働いているのに、成果が出ない人。定時で帰っても、人並み以上の結果を残す人。その差は時間の使い方にあり! 常に効率的に成果を上げる「仕組み」づくり、目標から逆算して予定を立てる「俯瞰逆算スケジュール」、毎朝作る「タスクリスト」…。最小の努力で最大の成果を上げる時間術のノウハウが詰まった1冊。

要約

時間も「投資」で増やす時代

 「忙しくて、毎日がいっぱいいっぱい」。仕事に追われ、そう感じている人は少なくないだろう。残業は当たり前。でも、さほど成果は上がらない。

 その一方で、定時にきっちり仕事を終え、なおかつ人並み以上の結果を残している人もいる。この差は、どこにあるのだろうか。

 後者には、共通する傾向がある。それは才能や能力ではなく、時間に対する考え方だ。

 彼らは時間を「消費」するのではなく「投資」している。投資することで「時間資産」を築き、「不労所得」的に時間を得ているのである。

時間資産は雪だるま式に増える

 では、いかにして、「時間投資によって時間資産をつくる」のか。

 例えば、毎週5時間ずつかかる仕事があるとする。年間50週とすると計250時間を費やすことになる。しかし、これを週1時間でこなせば、年間50時間で済み、200時間が新たに生まれる。

 そんなにうまくいくはずがない、と思うかもしれない。だが、可能にする方法がある。私はこれを「時間にレバレッジをかける」と呼んでいる。

 「レバレッジ」は、本来は「てこの原理」を意味する。「てこ」を使えば少ない力で大きなモノを動かせる。これを時間に当てはめれば、少ない時間で大きな効果を上げることが、「時間にレバレッジをかける」ということになる。

 しかも、時間資産は大きな「複利」で雪だるま式に増えていく。どんどん時間投資することによって不労所得的に時間資産が生まれ、その時間を再投資することでさらに大きくなる。時間に余裕が生まれれば、自分のために使える時間が増え、将来的には収入アップにもつながる。

時間投資の基本は「仕組み」づくり

 では、時間の投資とは具体的にどういうことか。

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