AI(人工知能)に仕事が奪われる ―― 。そんな心をざわつかせるニュースが増えたように思います。
例えば、アメリカのベンチャー企業OpenAIが開発した、対話型AI「ChatGPT」。質問を投げかければ、まるで人間が回答したかのようなリアルな文章を返してくるこのAIは、現在世界中で注目を集めています。また、AIによるアート作品も次々と誕生しています。なかには一般のコンテストで優勝した作品もあり、そのクオリティの高さに驚かされます。
AIの進化がこれほど速いと、未来社会への期待が高まる反面、冒頭のような不安に駆られる人も少なくないのではないでしょうか。
今後、人が担う仕事は残されているのか。この先、どんなスキルを身につけておくべきか…。今回はそんな疑問に答えてくれる書籍、『AI時代の勝者と敗者 機械に奪われる仕事、生き残る仕事』(トーマス・H・ダベンポート、ジュリア・カービー著/日経BP社)をご紹介します。
本書の特徴はタイトルの通り、AI時代に、機械に奪われる仕事や生き残る仕事について、詳しく解説している点です。例えば、今後人間が担うべき仕事については、次の5つの選択肢があるといいます。
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