
今や冬の一大イベントの1つとなった、日本一の若手漫才師を決める大会『M-1グランプリ』。本大会をテレビなどで視聴し、腹を抱えて笑った人も多いのではないでしょうか。
今回は、こうした笑い・ユーモアがもたらす効用を説いた本、『笑いの治癒力』(アレン・クライン 著/創元社 刊)を紹介します。
『笑いの治癒力』は、人生に笑いを取り入れ、様々なつらい場面をユーモア精神でどう切り抜けていくかを提案するものです。
著者のアレン・クライン氏は、自称“愉快学者”。健康とユーモアに関する専門家として、講演活動などを行っています。
クライン氏が笑いの大切さに気づいたのは、愛する妻の病気、そして死がきっかけでした。その後、ホスピスのボランティアなどを通じて終末期の患者やその家族と接するなかで、ひと時のつらさを忘れたり、心身の痛みを和らげたりするのに、時として笑い・ユーモアが大きな役割を果たしていることがわかったといいます。
本書のプロローグで、クライン氏は次のように述べています。
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