8月2日、アメリカ下院議長を務めるナンシー・ペロシ氏が台湾を訪問しました。翌3日、ペロシ氏は蔡英文総統と会談。「米国は揺るぎない決意で台湾と世界の民主主義を守る」と語りました。ペロシ氏の台湾訪問に対して、中国政府は猛反発。台湾近隣の空・海域で大規模な軍事演習を行い、輸出入品を停止するなど圧力を強めており、予期せぬ衝突が起きかねないと懸念されています。(「ペロシ氏、蔡総統と会談「米台は団結」 台湾離れ韓国へ」/日本経済新聞電子版2022年8月3日)
台湾と台湾と中国の緊張関係については、以前から報道などでよく目にするところです。では、そもそもなぜ中国は台湾に圧力をかけようとするのでしょうか。それを真に理解するためには、両者間の歴史を知っておく必要があります。
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