2015年11月号掲載

カエルを食べてしまえ! 新版

Original Title :EAT THAT FROG! 2nd Edition

カエルを食べてしまえ! 新版 ネット書店で購入
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

※『TOPPOINT』にお申し込みいただき「月刊誌会員」にご登録いただくと、ご利用いただけます。

※最新号以前に掲載の要約をご覧いただくには、別途「月刊誌プラス会員」のお申し込みが必要です。

著者紹介

概要

「カエル」とは、あなたにとって最も難しく重要な仕事のこと。とかく後回しにしがちな厄介なカエルを見極め、朝一番に「食べてしまう」、つまり、やり遂げるための原則を説く。「何を成し遂げたいかをはっきりさせる」「仕事をランクづけする」「テクノロジーによる時間の浪費をやめる」等々、役立つアドバイスがわかりやすく示される。2002年刊同名書の改訂新版。

要約

そのカエルを食べてしまえ

 今、かつてないほど選択肢があふれている。そのため、何をするかが非常に重要だ。

 あなたも、することが山ほどあって時間が足りないのではないか? だからこそ、その時々で最も重要なことを見極め、手早くこなすことが、どんな技能を磨くよりも、成功につながるのだ。

 マーク・トウェインはこう言っている。

  ―― 毎朝、一番に生きたカエルを食べるようにすれば、その日の最悪事はもう終わったと安心して過ごすことができる。

 この「カエル」とは、あなたにとって最も難しく重要な仕事で、今やらなければどんどん後回しになってしまうもののことである。

 それを見極め、速やかにやり遂げれば、私生活でも仕事でも成功を収め、前進していけるだろう。

何を成し遂げたいかをはっきりさせる

 自分のカエルを見極めて食べる前に、何を成し遂げたいかをはっきりさせねばならない。

 自分が望むものと、それを達成するためにしなければならないことが明確であればあるだけ、仕事をやり遂げることが容易になる。

    • ①自分の望みをはっきりさせる。
    • ②それを書き出す。
    • ③目標に期限を設ける。
    • ④しなければならないことをリストにする。
    • ⑤リストをもとに計画を立てる。
    • ⑥計画を速やかに行動に移す。
    • ⑦毎日、目標に近づく何かをする。

 この訓練をするだけで、目標達成はぐんと早まり、生産性も向上する。

 目標をはっきり書くことは、考え方に大きな影響を与える。創造性を刺激し、エネルギーをわき立たせ、ぐずぐずしないようにさせてくれるのだ。

この本の要約を読んだ方は、
他にこんな本にも興味を持たれています。

柴田和子 終わりなきセールス

柴田和子 東洋経済新報社

直観を磨く 深く考える七つの技法

田坂広志 講談社(講談社現代新書)

プロフェッショナル経営参謀

杉田浩章 日経BP・日本経済新聞出版本部

LIMITLESS 超加速学習 人生を変える「学び方」の授業

ジム・クウィック 東洋経済新報社