0ベース思考

Original Title :THINK LIKE A FREAK

スキル・能力開発
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著者紹介

概要

一般常識、偏った先入観、周囲の意見…。こうしたバイアスから自由になり、本質に切り込む思考法、「0ベース思考」を、気鋭の経済学者が紹介。「『知らない』を言えれば、合理的に考えられる」「問題設定を変えて、すごい答えを見つける」等々、ゼロベースで考え、問題を解決するためのヒントが、ストーリー仕立てで語られる。世界23カ国で刊行された話題作。

要約

何でもゼロベースで考える

 脳を鍛え直して、大小問わずいろいろな問題を普通とは違う方法で考える。違う角度から、違う前提で考える。やみくもな楽観も、ひねくれた不信も持たずに、素直な心で考える ―― 。

 この本で僕たちは、考え方についてのヒントを提供したい。それは、わかりきったことをひっくり返して、物事の本質を見抜くというもの。

 こういう考え方は、魔法でも何でもない。「フリーク」(常識、既存の慣習にとらわれない人)みたいな考え方をするのは簡単で、誰にでもできる。

「知っている」とはどういうことか

 その最初の一歩は、何かを「知らない」ってことを恥ずかしく思わないことだ。

 そのためにも、「知っている」とはどういうことなのかを、はっきりさせておこう。

 ひと言で知識といっても、いろいろなレベルや分類がある。知識のピラミッドの頂点にあるのが「既知の事実」と呼ばれる、科学的に検証可能な知識だ。その下の層にあるのが「信念」、つまり人々が本当だと信じているけれど、簡単には検証できないものだ。

 例えば9・11テロは、アラブ人のグループが実行したとの報道がある。これは本当か? この本を読んでいるほとんどの人は本当だと思うだろう。

 だが、イスラム諸国の答えは違う。インドネシアでアラブ人が行ったと信じるのは全体の20%、クウェートでは11%、パキスタンは4%だ。

 このように、「知っている」ことは、政治的見解や宗教観に色濃く影響される。

 それに「自分の金銭的、政治的利益を増やすために自説を発信する」政治や宗教の指導者が、世の中にはうじゃうじゃいる。これに加えて、誰もが自分の知っている以上のことを知ったかぶりしていると、問題はますます大きくなっていく。

 「銃乱射事件を防止するにはどうするのが一番いいか?」「米国を忌み嫌う、あの中東の独裁者が権力の座に居続けたらどうなる?」

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