2010年4月号掲載

上司が「鬼」とならねば、部下は動かず 強い上司、強い部下を作る、31の黄金律

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著者紹介

概要

幹部教育の第一人者として活躍する著者は、「会社の命運は上司の“強い・弱い”にかかっている」「上司が厳しく、強くあれば、強い部下が育ち、会社も強くなる」「強くなることが上司の第1の責務である」と語る。その強い上司になるための心構え、行動、部下の指導法などを、本書は伝授する。部下に対する“真の優しさ”とは何かを教えてくれる書である。

要約

社員の意識を高める

 会社という組織は日々、生死を賭けて戦っている。まさに“優勝劣敗”の世界であり、強くなければ存続することはできない。

 だが、社長と社員の意識は違う。社長は、困っても助けてくれる人がいない立場にいる。そのため、「人は強くなければならない」と痛切に思い、甘ったれた人などに対しては冷厳な態度で接する。

 一方、部長や係長などは、上に頼る人がいるので温厚な意識になる。部下が泣きついてくれば、努力不足を責めることなく、慰め、励ます。

 立場が変われば意識も変わる。一概に社員を責めることはできない。だが、幹部社員が社長とは隔絶した意識を持つことが、いいわけはない。

会社幹部に共通する欠点

 多くの社長が、幹部社員に対して不満を抱いている。その不満を整理すると、次の3つになる。

①下に甘い

 幹部は上には厳しい批判の目を持つが、下にはあきれるほど甘い。部下に嫌われることはせず、ご機嫌取りをしている。

②会社を思う気持ちが薄い

 業績が低迷して社員の奮起が必要な時、いち早く逃げ出すのが幹部だ。会社を辞めない者も、社長の孤軍奮闘を横目に自己保身に汲々としている。

③変化を嫌う

 幹部の多くは保守的である。社長が新しいことを提案すると、「効果がない」などと反対する。

 部下の意識を変えるには、まず、上司自身が指導者にふさわしい意識を身につける必要がある。

意識改革の入口は、まず言葉から

 社員の意識を高めるために、「社員とよく話し合う」と言う人がいる。だが、言葉が通じなければコミュニケーションは成立しない。

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