2021.11.10

企業変革の名著を読み、DXを思考する

企業変革の名著を読み、DXを思考する
今日、多くの企業にとってDX(デジタルトランスフォーメーション)は待ったなしの課題。一方で、その取り組みの「70%は失敗する」などと言われるように、DXを成功させることはきわめて困難です。
失敗の原因はどこにあるのか? 1つには、DXが単なるネットの活用やツールの導入だと誤解されがちなことがあります。
DXのXは「トランスフォーメーション=変革」。つまりDXは、組織やビジネスモデルの「変革」を見据えて取り組むことが不可欠なのです。
そこで今回は、最先端のDX戦略の良書と往年の企業変革の名著、計6冊を選書しました。
これらを併せ読むことで、DXを通じて目指すべき自社の姿や変革の方向性が具体的に見えてくるのではないでしょうか。

2021年7月号掲載

いまこそ知りたいDX戦略

デジタルトランスフォーメーション(DX)を推進する企業が増えている。だが、成功例は少ない。その主な原因は2つ。企業がDXの本質を理解していないこと、そしてDXを阻む“壁”を超えられないことだ。こうした壁を超え、DXを進めるにはどうすればいいのか。日本企業のDX支援に携わる著者が、その方法を指南する。

著 者:石角友愛 出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン 発行日:2021年4月

2021年6月号掲載

なぜ、DXは失敗するのか?

今、多くの企業にとってDXは最優先事項だ。世界がデジタル化で激変する中、変革は待ったなし。だが、その多くは失敗している。では、どうすれば成功させられるのか。本書は、そのために踏まえるべき5段階の「ロードマップ」を提供。各段階ですべきこと、リスクへの対処法などが示され、DXを成功に導く上で参考になる。

著 者:トニー・サルダナ、EYストラテジー・アンド・コンサルティング(監修) 出版社:東洋経済新報社 発行日:2021年4月

2021年1月号掲載

DX経営戦略

今日、デジタル技術の進化に伴い、企業や業界が、かつてない勢いで崩壊しつつある。エンタメ業界の雄であったブロックバスターも既に姿を消した。この「デジタルディスラプション(破壊)」にどう対応すべきか? 4年に及ぶ大規模調査でわかった、デジタルに成熟した企業の特徴を述べ、そうした組織になるための戦略を説く。

著 者:ジェラルド・C・ケイン、アン・グエン・フィリップス、ジョナサン・R・コパルスキー/ガース・R・アンドラス、三谷慶一郎(監訳)、船木春重(監訳)、渡辺郁弥(監訳) 出版社:NTT出版 発行日:2020年11月

2002年9月号掲載

企業変革力

なぜ、大規模な企業変革は成功しないのか? ―― 本書は企業変革の多数の失敗事例を分析し、そこから導き出された「8段階の変革プロセス」を、論理的かつ明確に解説する。グローバルな競争に勝つには持続的な改善に加え、大規模な変革が必要だが、そのための「バイブル」ともなりそうな1冊。300頁を超える大著だが、苦労して読むだけの価値はある。

著 者:ジョン・P・コッター 出版社:日経BP社 発行日:2002年4月

2013年8月号掲載

戦略を、実行できる組織、実行できない組織。

リーダー共通の悩み。それは、戦略を“実行”することの難しさだ。戦略が明確で、リーダーが推し進めても、達成は容易ではない。なぜか。最大の原因は「日常業務」だ。日々の業務が忙しいため、新たな戦略にメンバーの目が向かない。本書は、日常業務という、この手ごわい敵と付き合いつつ戦略を実行するための原則、「実行の4つの規律」について解説する。

著 者:クリス・マチェズニー、ショーン・コヴィー、ジム・ヒューリング 出版社:キングベアー出版 発行日:2013年5月

2016年6月号掲載

なぜ人と組織は変われないのか

人、組織を変えるのは難しい。ある研究によると、生活習慣を改めないと心臓病で死ぬと医師に言われても、85%の人が何もしない。自己変革の重要性がわかっているにもかかわらず ―― 。何が変革を阻むのか。発達心理学と教育学の権威が、人と組織が変われない真の要因を見つけ、変革を可能にするための新しい手法を示す。

著 者:ロバート・キーガン、リサ・ラスコウ・レイヒー 出版社:英治出版 発行日:2013年10月

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