2019.4.10

ポスト平成のマーケティング戦略

ポスト平成のマーケティング戦略
今回は、ポスト平成の時代のマーケティングを考える上で参考になる良書を紹介します。
スマートフォンの登場、TwitterやFacebookといったソーシャルメディア(SNS)の浸透により、平成の30年間でマーケティング手法は大きく変化しました。
また、ダイバーシティ(多様性)や環境問題への対応、企業の社会的責任(CSR)が求められるようになり、企業を取り巻く事情も様変わりしました。
人々が企業に求める役割は、次の時代も大きく変わっていくことでしょう。その中で、いかにしてマーケティング戦略を構築し、自社の商品・サービスを訴求していくべきか。どのようにして顧客の心をつかめばいいのか ―― 。ご紹介する10冊の書籍には、その答えを見つけ出すヒントが詰まっています。

2018年4月号掲載

ファンベース 支持され、愛され、長く売れ続けるために

副題は、「支持され、愛され、長く売れ続けるために」。人口急減や情報過多などで、新規顧客の獲得が難しい今日、売上を伸ばすカギは「ファンベース」だという。これは、自社の商品やブランドのファンをベース(土台)にして、中長期的に売上や価値を上げる、という考え方。その重要性と具体策を、多様な事例を交えて説く。

著 者:佐藤尚之 出版社:筑摩書房(ちくま新書) 発行日:2018年2月
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2018年12月号掲載

企業の「成長エンジン」を見つけ、火をつけ、持続させる Hacking Growth グロースハック完全読本

近年、「グロースハック」という手法で成功する企業が増えている。これは部門横断的な実験を通じて急成長を促すもので、フェイスブックなど多くのシリコンバレーの企業が実践している。このグロースハックについて、生みの親らが基礎から説いた。IT企業に限らず、どんな企業でも活用できる、体系的に記された「完全読本」だ。

著 者:ショーン・エリス、モーガン・ブラウン 出版社:日経BP社 発行日:2018年10月
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2016年8月号掲載

ウソはバレる 「定説」が通用しない時代の新しいマーケティング

「『定説』が通用しない時代の新しいマーケティング」が副題。ソーシャル・メディアが発達し、消費者が色々な情報を握る今日、ブランディング、ロイヤルティなど、従来のマーケティング手法の重要性は低下していると指摘。消費者の意思決定の仕方の変化、これからマーケターに必要な新しいフレームワークについて詳述する。

著 者:イタマール・サイモンソン、エマニュエル・ローゼン 出版社:ダイヤモンド社 発行日:2016年6月
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2014年11月号掲載

グッドワークス!

社会のために善いことをして、良い業績を残す ―― 。企業が、いわば“究極のwin-win関係”を築くためにすべきことが、わかりやすく説かれる。自社に合った最適な課題、最良のパートナーを選び、最高の結果をもたらす効果的な取組みを行う。そのための実践的なアドバイスを各種事例とともに提示。「よい仕事」をしようと思う全ての人のためのハンドブックだ。

著 者:フィリップ・コトラー、デビッド・ヘッセキエル、ナンシー・R・リー 出版社:東洋経済新報社 発行日:2014年9月
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2013年11月号掲載

ゲームのルールを変えろ ネスレ日本トップが明かす新・日本的経営

2013年に100周年を迎えた老舗の外資系企業、ネスレ日本。同社100年の歴史の中で、史上初の生え抜き日本人CEOに就任した著者が、経営に対する自らの考え方を語った。日本企業が低迷している原因は、高度成長時代の「ニッポン株式会社モデル」からいまだ脱却できていないことにあり、リーダーが先頭に立って「ゲームのルール」を変えることで、道が拓けると説く。

著 者:高岡浩三 出版社:ダイヤモンド社 発行日:2013年9月
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2013年12月号掲載

アンバサダー・マーケティング 熱きファンを戦力に変える新戦略

「アンバサダー」とは、ある企業を熱烈に支持し、見返りを求めることなく、ソーシャル・メディアなどで商品の魅力を訴えてくれる顧客のこと。アマゾンをはじめ、彼らの力を借りて有力ブランドに成長した企業は少なくない。本書では、この熱き人々を戦力に変えるマーケティング手法を紹介。アンバサダーをいかにして探し出し、どう関係を築けばよいか解説する。

著 者:ロブ・フュジェッタ、藤崎 実(監修) 出版社:日経BP社 発行日:2013年10月
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2013年12月号掲載

なぜ「あれ」は流行るのか? 強力に「伝染」するクチコミはこう作る!

米国の人気マーケティング学者が、なぜ特定の商品やアイデアが流行るのかを大解剖。「それを語るのがカッコイイ」「あるきっかけで思い出せる」「語りたくなるストーリーがある」など、分析から導き出した、強力に“伝染”するクチコミを生み出すための6原則を公開する。企業のマーケティング活動に役立つのはもちろん、心理学の読み物としても楽しめる。

著 者:ジョーナ・バーガー 出版社:日本経済新聞出版社 発行日:2013年9月
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2012年6月号掲載

顧客を生み出すビジネス新戦略 ゲーミフィケーション

Wiiなどのゲーム機、モバゲーなど携帯電話で遊ぶゲームが大人気だ。モノが売れない今日、これほどゲームが売れる裏には、ゲーム業界が独自に築いた「購入し、ファンになってもらう仕組み」がある。そして、それは他のビジネスでも応用可能! という3人の著者が、人を虜にするその仕組み ――「ゲーム戦略」の基本的考え方、実践的なノウハウを示す。

著 者:神馬 豪、石田宏実、木下裕司 出版社:大和出版 発行日:2012年4月
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2012年10月号掲載

ザ・ディマンド 爆発的ヒットを生む需要創出術

iPodやキンドル等の大ヒット商品は、どうすれば生み出せるのか? 景気が減速する中、爆発的なディマンド(需要)を生み出す上で欠かせない「6つの法則」を紹介する。“仕方なく買う”から“本当に欲しい”へ。人々を夢中にし、潜在的需要を掘り起こす仕組みを、豊富な実例を交えて説く。技術だけでは駄目、勝利のカギは最初に「共感」を獲得することだ!

著 者:エイドリアン・J・スライウォツキー、カール・ウェバー、佐藤徳之(監訳) 出版社:日本経済新聞出版社 発行日:2012年7月
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2010年11月号掲載

ビジネスで一番、大切なこと 消費者のこころを学ぶ授業

原著のタイトルは「DIFFERENT」。商品やサービスの「差別化」とは何かについて説いた書である。多くの企業は、市場調査の分析や競合他社との比較を行い、自社の商品・サービスの弱点を見つけ、改善する。だがこの努力は、他社と似た商品を生み出すだけで、差別化には結びつかない ―― 。本書はこう指摘し、消費者の心をとらえる差別化の方法を示す。

著 者:ヤンミ・ムン 出版社:ダイヤモンド社 発行日:2010年8月
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