2018.9.10

知っておきたい! 海外名門大学の“交渉術”

知っておきたい! 海外名門大学の“交渉術”
前回より2回にわたって、ハーバード大学、スタンフォード大学など海外名門大学の知見が凝縮された書籍をご紹介しています。
シリーズPart2のテーマは、「交渉術」。
ビジネスの現場はもちろん、プライベートにおいても、交渉が必要な場面は多々あります。
交渉術を一度でもかじったことのある方ならご存知の通り、そのポイントを“知っている”人と“知らない”人とでは、結果は大違い。後者の方が、満足のいく結果を出せるのは言うまでもありません。
今回は、30年以上にわたって世界中で読まれている『ハーバード流交渉術 必ず「望む結果」を引き出せる!』をはじめ、交渉術の基本から応用までを学べる6冊をピックアップ。
いずれも、ビジネスパーソンなら一度は目を通しておきたい、貴重なアドバイスの詰まった良書です。

2017年9月号掲載

あなたが望む以上の成果が得られる! スタンフォード&ノースウエスタン大学教授の交渉戦略教室

「あなたが望む以上の成果を実現する交渉戦略」の立て方を示す。世に交渉術の本は多いが、本書が説くのは経済学と心理学、両方の視点から交渉する方法。経済学の視点で交渉の成果を測り、心理学の視点で交渉の際の人の反応を理解する。これをベースに交渉すれば、希望がはっきり伝わり、相手が気持ち良く承諾してくれる!

著 者:マーガレット・A・ニール、トーマス・Z・リース 出版社:講談社 発行日:2017年6月

2015年9月号掲載

自分を見失わず、本当の望みをかなえる ハーバード流 最後までブレない交渉術

世界1300万部のベストセラー『ハーバード流交渉術』の著者、ウィリアム・ユーリー氏の最新作。氏は言う。交渉で最も大事なのは「自分自身との交渉」である、自分にイエスと言えれば相手にイエスと言わせられる、と。本書では、そのためのノウハウを紹介。「自分という最強の敵を理解する」「世界は自分の味方だと信じる」等、6ステップから成る方法を解説する。

著 者:ウィリアム・ユーリー 出版社:日本経済新聞出版社 発行日:2015年6月

2012年2月号掲載

ハーバード流交渉術 必ず「望む結果」を引き出せる!

「ハーバード流交渉術」の解説書として、30年以上にわたって世界的ベストセラーとなっている、『GETTING TO YES』の新版。穏便に進めればつけ込まれ、強気に出れば、相手も頑なになる…。一筋縄ではいかない交渉において、紳士的態度を保ちつつ、互いに正当な利益を確保するための手法が披露される。交渉力を磨く上で、ぜひ目を通しておきたい1冊。

著 者:ロジャー・フィッシャー、ウィリアム・ユーリー 出版社:三笠書房 発行日:2011年12月

2011年2月号掲載

決定版 ハーバード流“NO”と言わせない交渉術

「交渉」とは厄介なものである。たいていの場合、自分と交渉相手の利害は対立し、合意するのは難しい。そんな交渉の場で、自分の言い分を通すだけでなく、互いが納得できるように話をまとめる方法を説いた書である。交渉学の権威として各界の指導者にアドバイスしてきた著者が、人間心理の機微に踏み込んだ、「5段階のアプローチ」からなる交渉術を伝授する。

著 者:ウィリアム・ユーリー 出版社:三笠書房 発行日:2010年12月

2010年7月号掲載

交渉の達人 いかに障害を克服し、すばらしい成果を手にするか

絶望的に思えた状況を完全にひっくり返す、相手との関係や評判を強化しながら、取引をうまくまとめる…。そんな「交渉の達人」になるにはどうすればよいか。ハーバード・ビジネススクールで交渉術を教える2人の著者が、最新の心理学なども踏まえた基礎理論、そして実践の仕方をわかりやすく解説する。「ハーバード流交渉術」を体系的に学ぶことができる1冊。

著 者:ディーパック・マルホトラ、マックス・H・ベイザーマン、森下哲朗(監訳) 出版社:日本経済新聞出版社 発行日:2010年5月

2007年12月号掲載

最新ハーバード流 3D交渉術

ハーバード大学ビジネススクールでは、ビジネスに必須のスキルとして、「交渉学」を履修科目に取り入れている。その最新の成果を集約した本書は、相手との駆け引きに終始する従来の交渉術、すなわち「1次元」での交渉は思うような成果を上げられないと指摘。豊富な事例研究と理論的研究の両面から、従来にない画期的な交渉術、「3次元」アプローチの効用を説く。

著 者:デービッド・A・ラックス、ジェームズ・K・セベニウス 出版社:阪急コミュニケーションズ 発行日:2007年10月

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