2023.4.10

新任リーダー必読 良いスタートを切るためのリーダーシップ入門

新任リーダー必読 良いスタートを切るためのリーダーシップ入門
新年度が始まりました。職場や部署が変わり、新たなスタートを切った方も多いはず。中には、この4月から新しくチームを率いる立場になった、という方もおられるのではないでしょうか。
今月は、そんな新任リーダーの「スタートダッシュ」を後押しする、リーダーシップの入門書8冊を厳選しました。
最初の数カ月をいかに過ごすか、部下とどう接するか、逆境にどう立ち向かうか…。
日々直面する様々な悩みに効くヒントが詰まったこれらの書は、リーダー初心者のみならず、ベテランリーダーが自身のスタイルを再点検する際にも助けとなるでしょう。

2011年3月号掲載

伝説の外資トップが説く リーダーの教科書

著者の新将命氏は、ジョンソン・エンド・ジョンソンをはじめ複数の外資系企業で社長を務めた人物。本書は、この“伝説の外資トップ”によるリーダー論である。豊富な体験を下敷きに語られる、リーダーの心得、磨くべきスキル等の話は、多くの気づきを読む者に与えてくれる。現在そして未来のリーダーにとって、まさに教科書といえる書である。

著 者:新 将命 出版社:ダイヤモンド社 発行日:2013年4月

2014年6月号掲載

ハーバード流マネジメント講座 90日で成果を出すリーダー

昇進、あるいは、新しい職場に異動したら、「最初の90日」が勝負。この期間をどう乗り切るかで、以後の成功、失敗がほぼ決まる。では、90日の間にすべきこととは? リーダーのキャリア移行を支援する著者が、「効率よく学ぶ」「初期の成果をあげる」「味方の輪をつくる」など、必要な作業を紹介。あらゆる新任管理職が踏まえるべきガイドラインを示す。

著 者:マイケル・ワトキンス 出版社:翔泳社 発行日:2014年3月

2014年10月号掲載

最高のリーダー、マネジャーがいつも考えているたったひとつのこと

長年、世界トップレベルの職場やリーダー、マネジャーの調査に携わった経営コンサルタントが、トップクラスの人々が、いつも、どこに注目し、行動するかを明らかにした。例えば、優れたマネジャーは、部下1人1人の“個性”に注目する。部下を型にはめて作りかえるのではなく、それぞれの個性が活かせるよう、彼らの役割・責任の方を作りかえるという。

著 者:マーカス・バッキンガム 出版社:日本経済新聞出版社 発行日:2006年1月

2015年8月号掲載

新1分間リーダーシップ どんな部下にも通用する4つの方法

30年間読み継がれてきた、世界的ベストセラー『1分間リーダーシップ』の新版。唯一の「最高のリーダーシップスタイル」というものはないと述べ、部下の成長度と状況によって対応を変える「状況対応型リーダーシップ」を解説。技能はないがやる気はある、技能はあるが自信がない…。多様なチームメンバーの力を、それぞれ最大限に引き出す方法を伝授する。

著 者:ケン・ブランチャード、パトリシア・ジガーミ、ドリア・ジガーミ 出版社:ダイヤモンド社 発行日:2015年5月

2019年8月号掲載

任せるリーダーが実践している1on1の技術

「1on1」とは、上司と部下が、用事がなくても定期的に行う1対1の対話のこと。会社と社員の絆を深め、高業績につながるとされ、グーグル、ヤフーなどのIT企業が採用し、成果を挙げている。この1on1の導入を支援する著者が、効果や目的、管理職に必要なスキルなどを紹介。実践に役立つ知識を体系的に述べた、使える1冊だ。

著 者:小倉 広 出版社:日本経済新聞出版社 発行日:2019年5月

2021年6月号掲載

運気を引き寄せるリーダー 七つの心得 危機を好機に変える力とは

優れた経営者は、運が強い。では、強運は一部の人だけのものなのか。答えは、否。著者いわく、「運の強さ」 ―― 逆境を追い風に変え、組織に強運を呼び込む力は、誰もが意識的な努力で身につけることができる。その修得法を、7つの「心得」にまとめた。コロナ危機に苦しむリーダーにとって、示唆に富む1冊といえよう。

著 者:田坂広志 出版社:光文社(光文社新書) 発行日:2021年4月

2021年10月号掲載

INTEGRITY インテグリティ 正しく、美しい意思決定ができるリーダーの「自分軸」のつくり方

「真摯さよりも、頭のよさを重視する者をマネジャーに任命してはならない」。ピーター・ドラッカーはそう語った。真摯さ ―― インテグリティこそ、これからのリーダーに求められる資質である。判断に迷った時に指針となり、リーダーを正しい道へと導く。そんなインテグリティを培い、自分軸とするための方法を説いた教科書だ。

著 者:岸田雅裕 出版社:東洋経済新報社 発行日:2021年8月

2022年2月号掲載

チームが自然に生まれ変わる ―― 「らしさ」を極めるリーダーシップ

チームメンバーの行動を変えるのに必要なのは、やる気やノルマではない。「認知」を変えれば、彼らは自ら動く。こう述べる2人の著者が、認知科学に基づく「内因的な原理によって人を動かす方法」を説く。働く人々の価値観が多様化する現代、部下のものの見方を変え、チームを進化させる原則を示したリーダーシップ論。

著 者:李 英俊、堀田 創 出版社:ダイヤモンド社 発行日:2021年11月

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