2017.11.10

究明!男の価値観・女の価値観

究明!男の価値観・女の価値観
男と女は違う。どちらが優れている、劣っているということではなく、ただ違う。住んでいる世界も違えば、価値観もルールも違う ―― 。(『話を聞かない男、地図が読めない女』)
この書が述べるように、男性と女性には考え方や行動、価値観等に少なからぬ違いがあります。実際のところ、誰でも異性のことはなかなか理解できないもの。その違いは、“異文化”といってもいいかもしれません。
そこで今回の特集では、異性のこと、さらには自分自身の性をより深く理解する上で役立つ7冊を選びました。価値観の異なる相手を尊重し、男女双方が幸福になるためのヒントが得られるラインナップとなっています。秋の夜長に、じっくりと味わってみられてはいかがでしょうか。

2016年3月号掲載

男はなぜこんなに苦しいのか

アルコールを飲まないとリラックスできない、仕事の苦労を相談する友人がおらず苦しい…。ビジネス環境が大きく変わる中、ストレスを抱え、心の不調を訴える男性が増えている。彼らは何に苦しめられているのか? ストレス予防のために何をすべきか? ストレスから「今すぐ」抜け出す思考法を、心療内科医が紹介する。

著 者:海原純子 出版社:朝日新聞出版(朝日新書) 発行日:2016年1月

2015年8月号掲載

「居場所」のない男、「時間」がない女

仕事以外の人間関係が乏しく、「世界一孤独」ともいわれる日本人男性。家事・育児に追われ、自分の時間が確保しづらい日本人女性。社会学者の著者は、この男性の孤立問題を「関係貧困」、自由時間に乏しい女性の現状を「時間貧困」と命名。なぜこうした問題が生じるのか、そして、男女双方が幸福になるためには何をすべきなのか、わかりやすく解説する。

著 者:水無田気流 出版社:日本経済新聞出版社 発行日:2015年6月

2015年9月号掲載

ベスト・パートナーになるために 男は火星から、女は金星からやってきた

男女の間に生じる認識のズレや誤解。その原因は、両者が別々の星からやってきた異星人のごとく、根本的に異なる“人種”だという点にある。互いの違いを心得て、尊重し合えるようになれば、きっとトラブルは減るはず ―― 。男女がベスト・パートナーになるための秘訣を説き、全世界で評判を呼んだ大ベストセラー。翻訳は、映画監督の大島渚氏。

著 者:ジョン・グレイ 出版社:三笠書房 発行日:2013年7月

2014年8月号掲載

嘘つき男と泣き虫女

42カ国でNo.1ベストセラーになった『話を聞かない男、地図が読めない女』の著者の第2作。「どうして男は嘘をつくの」「なぜ女は涙を武器にわがままを通すのか」…。世界中から寄せられた男女を巡る質問を基に、異性の行動を徹底分析。当たり前なのに今まで気づかなかった事実、目からウロコが落ちる話など、“異性の気持ち”を理解する手がかりが満載!

著 者:アラン・ピーズ、バーバラ・ピーズ 出版社:主婦の友社 発行日:2004年4月

2013年9月号掲載

LEAN IN 女性、仕事、リーダーへの意欲

フォーチュン誌の「世界で最も有力な女性50人」に選ばれた、フェイスブックのCOO(最高執行責任者)が、現状から「一歩踏み出せ」(リーン・イン)と呼びかける。なぜ、世のリーダーの大半が男性なのか。女性リーダーが生まれにくい原因を指摘し、女性がキャリア上の成功を手に入れるための方法、真の男女平等のあり方を、女性および男性に向けて語る。

著 者:シェリル・サンドバーグ 出版社:日本経済新聞出版社 発行日:2013年6月

2013年11月号掲載

話を聞かない男、地図が読めない女 男脳・女脳が「謎」を解く

「男と女の謎」を解き明かし、大きな話題を呼んだベストセラー。男は一度に1つのことしかできない、女は方向音痴、男は女に比べて会話がへた…。同じ人間なのに、なぜこうも男女の行動に違いがあるのか、男女の脳の特徴を、誰もが思い当たる日常的な行動に結びつけてわかりやすく説明する。異性のこと、さらに自分自身を深く理解する上で役立つ1冊である。

著 者:アラン・ピーズ、バーバラ・ピーズ 出版社:主婦の友社 発行日:2002年11月

2005年1月号掲載

愛すること、生きること 全訳『愛と心理療法』

『ニューヨーク・タイムズ』紙のベストセラーリストに、13年連続でランクインしたという古典的名著の完訳版である。精神的な成長を遂げるためには、我々はどのようにすればよいのか、その道を心理療法家が伝授。様々な問題の連続ともいえる人生を、生き抜いていくために必要な「訓練」、そしてその訓練のエネルギーとなる「愛」について、豊富な事例を交えて語る。

著 者:M・スコット・ペック 出版社:創元社 発行日:2010年9月

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