2021.5.10

ハードワーカーへの処方箋

ハードワーカーへの処方箋
「忙しい」という漢字は、「心を亡くす」と書く――。
朝から晩まで業務は山積み。目の前の仕事に追われるうちに、気づけば時間が過ぎてしまっている。そんな毎日を送っている人は多いのではないでしょうか。
ハードワークが続いた時は、あえて少し立ち止まってみる。こうすることで、多忙な日々の中で見失っていたものが見えてくるかもしれません。
今回は、悩めるハードワーカーに新たな気づきを与えてくれる5冊を選書しました。
本当の意味での成功とは何か。メンタルが強い人はどんなことに気をつけているのか。仕事の質を上げる休息のとり方は? これらの良書には、ご自身の働き方を見直すヒントが詰まっています。

2015年2月号掲載

サード・メトリック

アリアナ・ハフィントン。彼女は“成功”を絵に描いたような人物だ。全米最大のニュースサイト「ハフィントンポスト」の創設者であり、タイム誌の「世界で最も影響力のある100人」に選ばれ、金も権力も手に入れた。だが、ある日過労で倒れ、思う。「これが成功なの?」。自身の経験を起点に、心穏やかに豊かに生きる、本当の意味での成功について説く。

著 者:アリアナ・ハフィントン 出版社:CCCメディアハウス 発行日:2014年11月

2017年9月号掲載

OPTION B

愛する夫の、突然の死 ―― 。フェイスブック最高執行責任者シェリル・サンドバーグが直面したこの苦難。人は誰でも、仕事の失敗、突然の病などの苦境に陥った時、何らかの形の「オプションB」(次善の選択肢)を選ばざるを得ない。彼女と友人の心理学者が、人生の喪失や困難と向き合い、乗り越えるための心の鍛え方を伝える。

著 者:シェリル・サンドバーグ、アダム・グラント 出版社:日本経済新聞出版社 発行日:2017年7月

2019年12月号掲載

メンタルが強い人がやめた13の習慣

心理療法士の著者は、23歳で母を、26歳で夫を失う。不幸に見舞われた彼女が、悲しみを乗り越え、前に進むために行ったこと。それは、いつしか身についた悪しき習慣を改めること。自分を哀れむ、過去を引きずる、孤独を恐れる…。本書では、こうした数々の「心のクセ」を手放し、メンタルの力を育むための秘訣が語られる。

著 者:エイミー・モーリン 出版社:講談社(講談社+α新書) 発行日:2019年10月

2017年7月号掲載

自分を大事にする人がうまくいく

成功するには多くのストレスに耐え、限界まで頑張らねばならない、と考えがちだ。しかし健康と幸福の心理学を研究する著者によれば、それは誤り。心身の健康を保ち、自分に優しく、幸せであることが成功への一番の近道だという。本書では、まさに目からウロコ、従来いわれていた成功法とは真逆の方法が、具体的に説かれる。

著 者:エマ・セッパラ 出版社:大和書房 発行日:2017年4月

2017年8月号掲載

よい休息

よい休息をとらなければ、よく働くことはできない! こう語るスタンフォード大学の研究員が、創造性を刺激する“戦略的休息”を大公開。「早朝から仕事を始め、昼間に休息する」「あえて仕事を中断して翌日に回す」…。ダーウィンやビル・ゲイツをはじめ、優れた業績を上げた人たちが実践した、休息法の数々が明かされる。

著 者:アレックス・スジョン-キム・パン 出版社:日経BP社 発行日:2017年5月

他のおすすめの特集