2022.1.11

妄想から始まるイノベーション

妄想から始まるイノベーション
各国のイノベーション能力を測定する「世界知的所有権機関」によると、2021年の世界ランキングで日本は13位。同じ東アジアの韓国(5位)や中国(12位)の後塵を拝しています。
日本がグローバルな存在感を示すためには、より多くのイノベーション創出が欠かせません。
では、そもそもイノベーションには何が必要なのか。カギとなるのは、個人の「妄想」や「斜め上」の発想、そして重要なのは、それを実現不可能だとあきらめないことです。
個人の妄想を「画期的なアイデア」の形にして世に送り出す ―― 今回は、そうした思考やノウハウを説いた5冊を紹介します。
これらの良書が、新しい年を迎えた皆さまの創造行為の一助となれば幸いです。

2021年4月号掲載

妄想する頭 思考する手 想像を超えるアイデアのつくり方

アイデアは、自分の中の「妄想」から生まれる! 数々の画期的な発明を世に送り出した研究者が、妄想によって新しいアイデアを生み出す方法を解説する。「やりたいことを1行で言い切る」「既知の事柄をかけ算する」…。経験を踏まえつつ紹介される発想法やそのコツは、研究職のみならずビジネスパーソンにも参考になるはずだ。

著 者:暦本純一(編) 出版社:祥伝社 発行日:2021年2月

2020年3月号掲載

ひとりの妄想で未来は変わる VISION DRIVEN INNOVATION

今のやり方では、未来はない。新たなモデルが必要では…。1人の人間が抱く、こうしたモヤモヤした気持ちが“妄想”へ発展することからイノベーションは始まる! 戦略デザイナーが、個人の想いを起点に、創造と革新を行うための智慧をまとめた。「場と間をつくり出せ」「独創を最大化する共創を仕込め」等々、変革のヒントが満載だ。

著 者:佐宗邦威 出版社:日経BP 発行日:2019年12月

2021年11月号掲載

SF思考 ビジネスと自分の未来を考えるスキル

今、SFがビジネスで注目されている。読者の想像をはるかに超える未来社会や新技術、そこから生じる様々な課題とその解決策…。SFの世界は、「未来を生み出す」ヒントに満ちているのだ。そんなSF特有の思考法をいかにして身につけ、ビジネスに活用するか? その秘訣を、三菱総合研究所と筑波大学の共同研究者が語る。

著 者:藤本敦也(編著)、宮本道人(編著)、関根秀真/大澤博隆(編著/監修) 出版社:ダイヤモンド社 発行日:2021年7月

2020年7月号掲載

Creative Calling 創造力を呼び出す習慣

“創造力”とは、芸術家など、ごく一握りの人だけに与えられた才能 ―― 。こう思われがちだが、本来、人は誰もが創造的。常に自己表現を心がければ、クリエイティブになり、自分が望む人生を歩める! 本書では、この創造性を育む作業を習慣化する方法を紹介する。自分のポテンシャルを花開かせる上で、有用な1冊だ。

著 者:チェイス・ジャービス 出版社:CCCメディアハウス 発行日:2020年4月

2019年3月号掲載

世界を動かすイノベーターの条件 非常識に発想し、実現できるのはなぜか?

イノベーション研究の第一人者が、エジソンやスティーブ・ジョブズといった並外れたイノベーターの生涯をひもとき、共通する資質を探った。孤独になる時間を持つ、自己効力感を高める、壮大な夢を抱く…。明かされる彼らの特性は、普通の人でも活用可能。私たちの内にあるイノベーションの可能性を育む上で役立つだろう。

著 者:メリッサ・A・シリング 出版社:日経BP社 発行日:2018年12月

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