2017.12.30

2017年最も多く閲覧された書籍Best10冊

2017年最も多く閲覧された書籍Best10冊
何かと慌ただしい年の瀬に失礼いたします。
時が経つのは早いもので、1年の締めくくりの時期になりました。
本年も「TOPPOINTライブラリー」をご利用いただき、誠にありがとうございました。
今回は、毎月ご案内しております「おすすめの特集」の年末特別号として、「TOPPOINTライブラリー」において「2017年最も多く閲覧された書籍Best10冊」をご紹介いたします。
2017年は、「AI」や「IoT」をはじめとする技術革新がさらに進展しました。一方で、テクノロジーが人類や社会にもたらす影響に対する懸念も高まりました。そのせいか、閲覧数Best10冊には、「テクノロジー」や「未来予測」に関連した書籍が例年より多くランクインしています。
いずれも、今年発行された数多の書籍の中で、ひときわ存在感を放つ「一読の価値ある書籍」ばかりです。
ユーザーの皆様に最も多く読まれた書籍のラインナップを見ながら、ビジネス書のトレンドを感じていただければ幸いです。
それでは、来る年の皆さまのご健勝とご多幸をお祈り申し上げます。

2017年6月号掲載

誰が日本の労働力を支えるのか?

2030年までに、日本から700万人以上の働き手が失われる ―― 。来たるべき深刻な人手不足にどう対処すべきか、考察した。示される解決策は、人工知能やロボットなどの「デジタル労働力」と「外国人労働力」の活用。それぞれが担う役割や、今後生じ得る課題などを述べる。未来について考える上で、一助となる1冊だ。

著 者:寺田知太、上田恵陶奈、岸 浩稔/森井愛子 出版社:東洋経済新報社 発行日:2017年4月

2017年3月号掲載

意思決定の心理学 脳とこころの傾向と対策

本を読むか、読まないか。何をもって善とし、悪とするか ―― 。生きるということは、意思決定の連続だ。ある時はうまく決められ、ある時は失敗する。なぜか?本書は、情動と理性という2つの「こころの働き」に着目。これを軸に、心理学と脳科学の最新の研究成果を紹介しながら、意思決定のメカニズムを探っていく。

著 者:阿部修士 出版社:講談社(講談社選書メチエ) 発行日:2017年1月

2017年5月号掲載

考え方 人生・仕事の結果が変わる

「人生は『考え方』によって形づくられる」。当代随一の経営者・稲盛和夫氏が、人間として正しいことを正しいままに貫くことの大切さを綴った。大きな志を持つ、努力を惜しまない…。善き考え方を持つことで、人生を好転させ、困難を克服してきた氏が、来し方を振り返りつつ、人生の結果を大きく左右する考え方について語る。

著 者:稲盛和夫 出版社:大和書房 発行日:2017年4月

2017年1月号掲載

「成功」と「失敗」の法則

人生における真の「成功」を獲得するために、いかに思い、いかに生きるべきか ―― 。京セラ、KDDIを創業し、世界的企業へと発展させた稲盛和夫氏が、懸命に生きる中で得た人生哲学を綴った。「試練を通じて人は成長する」「善き思いをベースとして生きる」等々、素晴らしい人生を送るための原理原則が平易に説かれている。

著 者:稲盛和夫 出版社:致知出版社 発行日:2008年9月

2017年4月号掲載

マッキンゼーが予測する未来 近未来のビジネスは、4つの力に支配されている

世界は今、激変しつつある。産業や企業、さらには国や都市が、従来の常識では考えられない方向へ動いている。マッキンゼーの研究部門の著者たちは、こうした変化をもたらしているのは“4つの破壊的な力”だという。それがいかなるものか、そして企業の対応策、物の見方をリセットするための戦略思考を、各種事例を交え説く。

著 者:リチャード・ドッブス、ジェームズ・マニーカ、ジョナサン・ウーツェル 出版社:ダイヤモンド社 発行日:2017年1月

2017年3月号掲載

われわれはいかに働き どう生きるべきか ドラッカーが語りかける毎日の心得、そしてハウツー

1970年代、P・F・ドラッカーは、全米マネジメント協会出版部の依頼により、マネジメントの極意をテープに吹き込んだ。本書は、それを初めて書籍化したもの。仕事で成果をあげる、上司として成果をあげる、生き生きと生きる…。仕事のみならず、人生における毎日の心得、ハウツーを、“マネジメントの大家”が語りかける。

著 者:P・F・ドラッカー(述) 出版社:ダイヤモンド社 発行日:2017年1月

2017年2月号掲載

最後の資本主義

米国はじめ先進諸国で、貧富の差が拡大している。クリントン政権で労働長官を務めた著者によれば、原因は「市場のルール」の作り方にある。すなわち、富裕層や大企業が政府へのロビー活動等を通じて、自分たちが儲かる仕組みを築いているのだ。これを、より良く公平なものとすべく、市場メカニズムの現状にメスを入れた。

著 者:ロバート・B・ライシュ 出版社:東洋経済新報社 発行日:2016年12月

2017年8月号掲載

未来の年表 人口減少日本でこれから起きること

人口の将来推計に基づき、日本の未来に起こり得る問題を年代順にまとめ、その対策を記した書である。2020年、女性の半数が50歳超に。2030年、百貨店や銀行、老人ホームが地方から消失。2042年、高齢者人口がピークを迎える…。こうした未曾有の事態を乗り越え、小さくとも豊かな国であり続けるための処方箋を示す。

著 者:河合雅司 出版社:講談社(講談社現代新書) 発行日:2017年6月

2017年6月号掲載

決定版AI 人工知能

著者は、AIの各種プロジェクトに従事する2人のスペシャリスト。AIは、新サービスの創造やビジネスの拡大に役立つという。ただし、AIを「何でも回答してくれる魔法のコンピューター」と捉えると、ビジネスでの成功は難しい、とも。本書では、AIへの誤解を解き、ビジネスに活用して成功するためのポイントを徹底解説する。

著 者:樋口晋也、城塚音也 出版社:東洋経済新報社 発行日:2017年4月

2017年6月号掲載

成功する人は偶然を味方にする 運と成功の経済学

努力と才能が成功をもたらす。多くの人は、こう思っているのでは? だが、それは幻想だ。才能があり、努力をしても、成功するのはごく一握りの人。明暗を分けるのは「運」や「偶然」だという。この運や偶然の重要性について、経営者の所得から、名画「モナ・リザ」、音楽のヒット曲まで、様々な事例を交え、わかりやすく説く。

著 者:ロバート・H・フランク 出版社:日本経済新聞出版社 発行日:2017年3月

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