2018.5.2

AI(人工知能)~人類にもたらす功罪

AI(人工知能)~人類にもたらす功罪
ここ数年、飛躍的に進化を遂げたAI(人工知能)。新聞やテレビでは、毎日のようにAIに関する話題が取り上げられ、今や私たちの身近なものになりつつあります。
では今後、このテクノロジーは人類や世界にどのような影響をもたらすのか。国内外の識者には、「人の仕事を奪う」と警鐘を鳴らす人もいれば、AIと人間が共存する社会の姿を描く人もいて、その未来は簡単に見通せそうにありません。
そこで今回は、これからのAI時代を考える上で参考になる書籍10冊をピックアップしました。文系・理系を問わず、興味深く読めるテーマのものばかりです。
GWに時間を確保して、読み応えのある書籍とじっくり向き合われてみてはいかがでしょうか。

2018年1月号掲載

スーパーインテリジェンス 超絶AIと人類の命運

人類はいつの日か、我々の知能をはるかに超える人工知能(AI)、「スーパーインテリジェンス(超絶知能)」を生み出す ―― 。それは世界に何をもたらすのか。人は、AIが暴走しないようコントロールできるのか。この“超絶知能”出現の可能性、卓越した能力、世界乗っ取りのシナリオなど、迫り来る危機の本質をあぶり出す。

著 者:ニック・ボストロム 出版社:日本経済新聞出版社 発行日:2017年11月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

2018年4月号掲載

AI vs. 教科書が読めない子どもたち

シンギュラリティは訪れない。つまりAI(人工知能)が自分より優れたAIを作ることはない。だが、人の仕事の多くを奪う ―― 。AIの研究開発を指揮する著者は、こう予測する。そして教科書もろくに読めない、読解力の低い今の子どもは、将来、AIにできない仕事を引き受けられない、行き着く先は「AI恐慌」だ、と警鐘を鳴らす。

著 者:新井紀子 出版社:東洋経済新報社 発行日:2018年2月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

2017年6月号掲載

決定版AI 人工知能

著者は、AIの各種プロジェクトに従事する2人のスペシャリスト。AIは、新サービスの創造やビジネスの拡大に役立つという。ただし、AIを「何でも回答してくれる魔法のコンピューター」と捉えると、ビジネスでの成功は難しい、とも。本書では、AIへの誤解を解き、ビジネスに活用して成功するためのポイントを徹底解説する。

著 者:樋口晋也、城塚音也 出版社:東洋経済新報社 発行日:2017年4月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

2017年8月号掲載

そろそろ、人工知能の真実を話そう

「人工知能(AI)はいずれ人間の能力を超え、我々を支配するようになる」。最近、AI脅威論を唱える学者やウェブ企業が多い。だが、AI研究者にして哲学者の著者は、これを否定。機械学習の技術的難点、論理の穴などを指摘して脅威論を一蹴するとともに、将来の不安を喧伝するグーグルやアマゾンなどIT大企業の思惑を暴く。

著 者:ジャン=ガブリエル・ガナシア、伊藤直子(監訳) 出版社:早川書房 発行日:2017年5月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

2017年10月号掲載

仕事消滅 AIの時代を生き抜くために、いま私たちにできること

AI(人工知能)の発展が著しい。識者の予測では、2035年には仕事の半分以上がAIとロボットに奪われるという。この「仕事消滅」はどのように起きるのか? どんな仕事から消え、人の生活はどうなるのか? 人類にとって重大かつ緊急の問題を、経済学の観点から考察するとともに、AIの時代を生き抜くための処方箋を提示する。

著 者:鈴木貴博 出版社:講談社(講談社+α新書) 発行日:2017年8月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

2016年1月号掲載

ロボットの脅威 人の仕事がなくなる日

今日、テクノロジーの進歩が目覚ましい。ニュースの記事を書いたり、自ら作曲する人工知能まで誕生している。ただ、これを喜んでばかりもいられない。このまま技術の進歩が続けば、人の仕事が消えかねない ―― 。シリコンバレーの起業家が、“機械が労働者そのもの”になった時、社会、経済はどうなるのか、明らかにする。

著 者:マーティン・フォード 出版社:日本経済新聞出版社 発行日:2015年10月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

2016年8月号掲載

AI時代の勝者と敗者 機械に奪われる仕事、生き残る仕事

ここ数年、人工知能(AI)をはじめ、テクノロジーの進歩が目覚ましい。教師や弁護士、医者など、これまで人間にしかできないと思われていた仕事も、もはや機械の方が上を行く。そんなAI時代を見通し、どう対応すべきかを説いた書である。「機械との競争」に勝って、仕事を維持し、成功するための5つの選択肢が示される。

著 者:トーマス・H・ダベンポート、ジュリア・カービー 出版社:日経BP社 発行日:2016年6月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

2015年9月号掲載

人工知能 人類最悪にして最後の発明

人工知能(AI)の進化が目覚ましい。その先にあるのは明るい未来なのか、それとも人間に牙を剝き、私たちを苦しめることになるのか。「人類最悪にして最後の発明」。この書名が示す通り、著者の見通しは悲観的だ。「人間より賢い機械は、我々を征服する」とし、様々な科学者への取材を基に、人工知能の危険性をあらゆる角度から追究。問題の本質をえぐり出す。

著 者:ジェイムズ・バラット 出版社:ダイヤモンド社 発行日:2015年6月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

2013年4月号掲載

機械との競争

全く人の手を借りずに走行する「完全自動運転車」が登場するなど、今日のテクノロジーの進歩は凄まじい。このままいけば、これまで人間にしかできなかった仕事が機械でもできるようになる ―― すなわち、人間の仕事が機械に奪われかねない!? デジタル技術の急速な進歩が、どのような影響を雇用と経済に及ぼすのか、2人の研究者が見通す。

著 者:エリック・ブリニョルフソン、アンドリュー・マカフィー 出版社:日経BP社 発行日:2013年2月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

2013年9月号掲載

クラウドからAIへ アップル、グーグル、フェイスブックの次なる主戦場

アップルやグーグルなど世界的な企業が今、最も力を注ぐもの。それは、人間のように見たり、聞いたり、話したり、考えたりするマシンを実現するための技術、「AI(人工知能)」だ。しゃべるスマホ、自動運転車…。従来の機器・サービスに新たな付加価値を与えるAIは、どんなビジネス・チャンスをもたらすのか? どんな問題が潜んでいるのか? その未来に迫る。

著 者:小林雅一 出版社:朝日新聞出版(朝日新書) 発行日:2013年7月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

このおすすめの特集を読んだ方は、
他にこんな特集にも興味を持たれています。

一覧ページに戻る