
ゴールデンウィークが明け、いよいよ本格的に「年度が動き出す」時期となりました。
新年度の体制にも慣れた5月は、経営層や管理職にとって、計画を「描く」段階から「実行」に移す節目でもあります。ただ、トランプ関税や円高など、様々なリスクが待ち受ける中、「今の事業をどのように維持・発展すればよいか」「新たな挑戦はどう進めるべきか」といった悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか。
今週は、そうした悩みを解決する上で、参考になるビジネス書をPick Upします。
企業が中核事業を守りながら新たな事業を開拓・発展させる方法を、イノベーション研究の第一人者たちが説いた『両利きの経営 「二兎を追う」戦略が未来を切り拓く』(チャールズ・A・オライリー、マイケル・L・タッシュマン 著/東洋経済新報社 刊)です。