コーチングの神様が教える「できる人」の法則

Original Title :WHAT GOT YOU HERE WON'T GET YOU THERE

リーダーシップ自己啓発スキル・能力開発
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著者紹介

概要

有能なリーダーが、ついやりがちな「悪い癖」。ジャック・ウェルチ元GE会長など、多くの名経営者を指導してきた著者は、この癖を直すことこそが成功者の条件だという。極度の負けず嫌い、感謝の気持ちを表さない…。周囲の人々を不愉快にさせる悪癖の特徴、そしてこれらを自ら発見し、改める方法を、事例を交え伝授する。

要約

「やめること」の大切さ

 ピーター・F・ドラッカー財団の役員を10年務めた私は、この偉大な人物の話を聞く機会に数多く恵まれた。彼の話の中で、とりわけ叡智にたけたコメントだと思ったのは、次の言葉である。

 「私が今まで出会ったリーダーの半数は、何をすべきか学ぶ必要はない。彼らが学ぶ必要のあるのは、何をやめるべきかだ」

何をやめるべきかを知る

 あなたの会社について考えてみてほしい。

 研修プログラムで「わが社の幹部社員が今すぐやめるべきバカげた行動」というテーマが掲げられたことがあっただろうか? CEOが人前で自分の短所を認め、それをやめる努力について話す場面など想像できるだろうか?

 たぶんできないだろう。それには理由がある。それは、組織が前向きな雰囲気や前進していこうという動きを維持しようとするからだ。会社では、「ポジティブな行動を目指して頑張ります」という態度を見せるようにすべてができている。

 同様に、組織の業績評価システムは、何かを完璧に成し遂げた時にだけ認める仕組みになっている。よいことをすれば評価されるが、悪いことをやめて評価されることは滅多にない。しかし、それは表裏一体のことなのだ。

「もっといい人になる」ためにやるべきこと

 例えば、あなたは職場でいい人だと思われていないとしよう。そのイメージを変えたいと考え、「もっといい人になろう」と決意する。

 そこで、あなたは何をするか? たいていの人は、気の遠くなるような作業にとりかかる。ポジティブな行動を書きだしてリストを作成するのだ。人の話をもっとがまん強く聞く、丁寧な言葉で接する等々。そして実際、職場でやっているネガティブな行動をすべてポジティブな行動に変えなければならない。それは大変なことだ。

 幸い、「もっといい人になる」には、もっと簡単な方法がある。やるべきことは、「嫌なヤツであることをやめる」、悪い癖を直すことだ。

 

リーダーの悪い癖

 職場を著しく不愉快な場所にしてしまう、リーダーの「悪い癖」は20ある。ここでは、その癖と直し方のいくつかを紹介しよう。

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