2012年1月号掲載

投資とお金について最後に伝えたかったこと

Original Title :The Investment Answer

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著者紹介

概要

余命半年 ―― 。脳腫瘍にかかり、そう診断されたベテラン投資銀行家が、残された時間の中、まさに命を賭して、投資顧問である親友とともにまとめ上げた書である。個人投資家に向けて賢明な投資手法を説いた本書は、その誕生の経緯が感動を呼び、米国で大ベストセラーとなった。非力な個人投資家の力になりたい。そんな思いのこもった1冊である。

要約

投資で成功するための意思決定

 現代の利点は、昔よりも長寿が期待できることだ。米国の場合、65歳で退職した夫婦の平均余命は20年を超える。

 だが、悪い話もある。資金不足のために、引退後の人生を快適に過ごせない人が多いことだ。

 今、賢明なる投資の重要性はかつてないほど高まっている。

 手持ち資金の運用方法がわからない、自分の投資判断が適切か確信が持てないという人は多い。

 だが、十分な情報を得た上で、次の5つの決定を下せば、投資に成功することは可能だ。

①自己決定

 投資判断を自力で下せるように努力すべきか、それとも専門家の助けを求めるべきか? この点を、まず決定する必要がある。

 金融は複雑である上に、リスクは極めて高い。

 さらに、投資に関しては、自分の本能が最悪の敵となる場合がある。

 こうしたことに対処し、より効率的に投資目標を達成するためには、専門家の協力を仰ぐべきだ。

 では、その場合、個人向けブローカーと独立系顧問料制アドバイザーの、どちらを選べばよいか。

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