2009年12月号掲載

仕事の思想 なぜ我々は働くのか

仕事の思想 なぜ我々は働くのか ネット書店で購入
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

※『TOPPOINT』にお申し込みいただき「月刊誌会員」にご登録いただくと、ご利用いただけます。

※最新号以前に掲載の要約をご覧いただくには、別途「月刊誌プラス会員」のお申し込みが必要です。

著者紹介

概要

人が仕事をするのは、単に生活の糧を得るためだろうか。もっと素晴らしい「何か」のためではないのだろうか ―― 。人が働くことの意味。それは、1人1人が自分の人生と思索を通じて見つけていくしかない。本書は、その思索を深めるためのヒントを提供するもので、仕事の真の報酬とは何かなど、様々なテーマについて、著者自身のエピソードを交えつつ語る。

要約

我々が抱くべき「仕事の思想」とは?

 なぜ我々は働くのか。

 この問いに対する答えは、誰も教えてくれない。

 知人に聞けば、教えてくれるかもしれないが、その答えはあくまでも、その人にとっての答えだ。

 だから、我々自身が、日々の仕事に取り組みながら、「自分にとっての答え」を見つけていかなければならない。

 以下、そのためのヒントを示すと ――

思想/現実に流されないための錨

 我々は、仕事において苦労を体験する時、その仕事から逃げ出したくなることがある。そして、「楽な仕事」はないものかと考えてしまう。

 しかし、そうした時、我々は仕事を「パンを得るための手段」と考えている。そして、どうせパンを得るための手段であるならば、楽な仕事の方がよいと考えてしまうのである。

 それは、ある意味で「我々は生活の糧を得るために働く」という思想に他ならない。

 我々が一生懸命に仕事をするのは、決して生活の糧を得るためでも、生き残るためでもない。もっと素晴らしい「何か」のためではないだろうか。

 その何かを見いだすためには、深みある仕事の思想が求められる。

この本の要約を読んだ方は、
他にこんな本にも興味を持たれています。

中国古典の名言・名句三百選

守屋 洋 プレジデント社

ビジネスマンの父より息子への30通の手紙

G・キングスレイ・ウォード 新潮社(新潮文庫)

それでも人生にイエスと言う

V・E・フランクル 春秋社

ハーバードの人生を変える授業

タル・ベン・シャハー 大和書房(だいわ文庫)