2008年7月号掲載

脳疲労に克つ ストレスを感じない脳が健康をつくる

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著者紹介

概要

生活習慣病やうつ病など、現代人を悩ませる様々な病気の根底には、ストレスからくる「脳疲労」がある ── 。著者はこう指摘し、この脳疲労に効く五感療法を紹介する。これは、視覚、嗅覚、触覚、味覚、聴覚の五感の働きを活性化させることで、脳の疲れを取ろうというもの。お腹が空いた時に好きなだけ食べるなど、ユニークかつ簡単、効果的な健康法が披露される。

要約

現代人の脳は疲れている

 現代は「脳疲労」の時代である。

 脳疲労とは、読んで字のごとく、脳が疲れている状態のことだ。

 我々の日常は複雑で、極めて忙しい。そんな中で様々なストレスが生まれる。仕事のこと、家族のこと、人間関係、将来の不安…。心配事がびっしり詰まった我々の脳は、とても疲れている。

脳疲労のメカニズム

 では、どうして脳疲労は起きるのか?

 脳の中で一番上位にあるのが「大脳」である。この大脳には、理性を司る「大脳新皮質」と、本能を司る「大脳旧皮質」がある。

 これら「理性の脳」と「本能の脳」は、いつもはうまくバランスをとりながら働いている。何か問題が起きた時には「気持ちの上ではこうしたいけど、本当はどうした方がよいのか」などと、自分の中で折り合いをつけつつ結論を出している。

 だが人間の脳の中では、理性の脳が大きな部分を占め、本能の脳はかなり劣勢だ。

 何とかバランスをとっている間はいいが、だんだん理性の脳が働きすぎになり、疲れがたまり、本能の脳がうまく働かないようになる。

 「頑張らなくちゃ」「皆とうまくやらなくちゃ」。そう考えるたびに理性の脳にかかる負担が増えて、本能はますます萎縮していく。

 健康な脳は、2つの脳がバランスよく働くことで、食欲や自律神経、ホルモン分泌などをコントロールする「間脳」に適切な指令を出している。

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