2026.1.9

不祥事の背景を読み解く  ――過去の教訓を今年に生かす

不祥事の背景を読み解く  ――過去の教訓を今年に生かす
2026年の幕が開き、気持ちを新たにされている方も多いでしょう。
昨年を振り返ると、残念ながら企業の不祥事や社会問題が相次いだ1年でした。
事件や過失の組織的隠ぺい、性的ハラスメント、粉飾決算などの会計不正、さらには政治とカネをめぐる問題まで、多様な不祥事が浮き彫りになりました。
なぜ、こうした問題は繰り返されてしまうのでしょうか。
今回の特集では、その要因や背景を読み解く良書5冊をご紹介します。
企業や組織の中で生じた誤りや判断のズレは、単なる“失敗”として片付けてしまうには、あまりにも多くの示唆を含んでいます。各書が示す知見は「他山の石」として、2026年の行動と成長の支えとなってくれるはずです。

2025年6月号掲載

日本型組織のドミノ崩壊はなぜ始まったか

近頃、日本の組織がおかしい!? ダイハツの認証試験での不正、自民党の裏金づくり。その他、著名な組織が問題を起こしている。なぜか? それは、いずれも本来、「目的集団」である組織が、「共同体」でもあったからだと、本書はいう。この日本型組織を、組織論研究の第一人者が徹底分析。崩壊の原因を明らかにし、警鐘を鳴らす。

著 者:太田 肇 出版社:集英社(集英社新書) 発行日:2025年3月
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2024年9月号掲載

新しい現場力 最強の現場力にアップデートする実践的方法論

「現場力は死んだ」。ロングセラー『現場力を鍛える』の著者・遠藤功氏はこう嘆く。日本企業の現場は競争力の柱になるどころか、現場を取り巻く環境は悪化し、不正・不祥事が続発している。その原因とは? 強い組織を再び作るには? 現状を読み解き、未来を創造する「新しい現場力」にアップデートするための方策を示す。

著 者:遠藤 功 出版社:東洋経済新報社 発行日:2024年7月
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2019年1月号掲載

ジェンダーはビジネスの新教養である 炎上しない企業情報発信

近年、一流企業のCMがインターネットで「女性差別」だと批判され、「炎上」する例が相次ぐ。その原因は「ジェンダー視点」の欠如にある、と著者は指摘。ジェンダーとは何か。炎上することなく、消費者に共感してもらえる情報発信をするには何に気をつければよいか。資生堂やサントリーなどのCM炎上事例を引き、考察する。

著 者:治部れんげ 出版社:日本経済新聞出版社 発行日:2018年10月
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2008年5月号掲載

会計不正 会社の「常識」  監査人の「論理」

カネボウ事件、ライブドア事件、日興コーディアル・グループ事件…。相変わらず会計不正が続発している。会計不正はなぜ起こるのか、監査法人はなぜそれをチェックできないのか。かつて中央青山監査法人の代表社員だった著者が、同社消滅のきっかけとなったカネボウ・山一證券などの粉飾事件を例に取りながら、会計不正が起こる要因や背景を分析する。

著 者:浜田 康 出版社:日本経済新聞出版社 発行日:2008年3月
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2024年10月号掲載

検証 政治とカネ

自民党の派閥による「政治資金パーティー裏金事件」。その発覚以降、「政治とカネ」問題への関心が高まっている。自民党の政治団体はどのように裏金をつくったのか? なぜそれを防げなかったのか? 長年、この問題を告発し続けてきた憲法学者が、現行法の抜け穴や1994年の政治改革の誤りなどについて検証、問題の本質を抉り出す。

著 者:上脇博之 出版社:岩波書店(岩波新書) 発行日:2024年7月
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