2022年6月号掲載

60歳までに「お金の自由」を手に入れる!

※『TOPPOINT』にお申し込み頂き「月刊誌会員」にご登録いただくと、ご利用いただけます。

※最新号以前に掲載の要約をご覧いただくには、別途「月刊誌プラス会員」のお申し込みが必要です。

著者紹介

概要

お金のために仕方なく働く。そんな事態を回避できるよう、60歳までに「経済的自由」の基盤を確立しよう! 本書はこう提言し、その具体策と働き方のコツを伝授。リタイア後に必要な生活費を踏まえ、安全かつ堅実に資産を築く投資法を説く。アメリカ発の“FIRE(ファイア)”に異論を唱える元大学教授による、“日本版FIRE”入門である。

要約

60歳までに「ハッピーリタイア」を!

 「人生100年時代」という言葉をイヤになるほど耳にする。この言葉は『LIFE SHIFT(ライフ・シフト)』という著作で2016年末に一気にブレイクした。

 同書によると、2022年の時点において10代半ばの人のうちの2人に1人は107歳まで生きる可能性がある、というのである。そのことが独り歩きをして「人生100年時代」という言葉が跋扈するようになった。

「人生100年時代」に対する基本的な反論

 だが、冷静に考えれば、現在30歳以上の年齢の人たちは依然として100歳まで生きる可能性は半分以下であり、10代半ばの人にしても、「2人に1人」しか107歳まで生きないわけだ。

 そしてなんといっても、2021年において60歳の男性の平均余命は約24年なので、平均的に考えれば、依然として84歳前後で死亡すると予想される。かなり運が良い人でないと100歳までは生きないだろう。

金融資産が枯渇しないシステムを60歳までに

 そうはいっても、昔より長寿化したことは事実だ。84歳まで生きるとすると、60歳から起算してもまだ24年もある。

 また、長寿化に歩調を合わせるように、年金支給時期の後ろ倒しが検討されている。

 近い将来、年金受給開始時期そのものが75歳までに延期されるだろう。そうなるまでに20年はかからないだろうから、現在50歳より若い人は「75歳まで、つまり、ほぼ一生働く」ということになりそうだ。

 そして「一生働く」というのは、リアルに考えると、「一生」ではなく「働けるうちは働く」ということなので、「働けなくなってからはどうする?」という問題が残る。

 

日本版FIRE「FIRA60ターゲット」とは

 2010年頃から、アメリカのミレニアル世代(1980~1995年生まれの人)の間で「FIRE(ファイア)ムーブメント」が流行っている。

この要約を読んだ方は、
他にこんな要約も読んでいます。

ウォール街のランダム・ウォーカー(原著第12版) 株式投資の不滅の真理

バートン・マルキール 日本経済新聞出版社

アリエリー教授の「行動経済学」入門 -お金篇-

ダン・アリエリー 早川書房

[徹底解明] タックスヘイブン グローバル経済の見えざる中心のメカニズムと実態

ロナン・パラン 作品社

アクティビスト 取締役会の野蛮な侵入者

オーウェン・ウォーカー 日経BP・日本経済新聞出版本部