ティール組織

Original Title :REINVENTING ORGANIZATIONS:A Guide to Creating Organizations Inspired by the Next Stage of Human Consciousness

マネジメント組織・人事
要約をPDFファイルで読む 要約をPDFファイルで読む

※『TOPPOINT』にお申し込み頂き「月刊誌会員」にご登録いただくと、ご利用いただけます。

※最新号以前に掲載の要約をご覧いただくには、別途「月刊誌プラス会員」のお申し込みが必要です。

著者紹介

概要

家族から種族、そして帝国から国民国家へ ―― 。人類は、長い歴史の中で社会を発達させるとともに、新たな組織モデルを生み出し、進化させてきた。それは、どんな発達段階を踏んでなされたのか。本書は、各段階の特徴と、協働に対する人々の意識の変化、そして今生まれつつある「進化型組織」のあり方について詳述する。

要約

変化するパラダイム

 現代の組織のあり方が、限界に近づいている。そう感じている人々は多く、組織での生活に幻滅するようになっている。

 組織の底辺で働く人々を対象とする調査では、ほとんどの仕事は情熱を傾けるものではない、という結果になる。これは組織の底辺だけの話ではない。組織のトップの仕事も、それほど充実していない。パワーゲーム、政治的な駆け引き、内部抗争が相次げば、誰もが参ってしまう。

 トップでも底辺でも、組織は自我(エゴ)を追い求めるという終わりのない努力をする場になっており、人々は自らの情熱を十分に発揮できないのだ。

進化の過程にある組織

 これまでに多くの学者たちが、人の意識の発達段階(ステージ)を詳細に分析してきた。

 それによると、人類は約10万年の歴史の中で、いくつかの段階を経験してきた。各段階で、周りの世界に対処する人々の能力は、知的にも倫理的にも心理的にも、飛躍的に伸びた。そして、人類の意識が新たな段階に移行するたびに、新しい協働のあり方、すなわち組織モデルが生み出された。

「受動的」パラダイム

 人類にとって最も初期の発達段階は、紀元前10万年~5万年頃である。人々は血縁関係から成る、十数人程度の小さな集団で暮らしていた。

 この時代、エゴは十分に形成されておらず、人々は他人と自分を完全には区別して捉えられない。また、集団の中に階層は存在しない。

「神秘的」パラダイム

 約1万5000年前、人類は一部の研究者が「神秘的な」と名付けた意識段階へと移行し始める。

 集団の規模は、小家族から、数百人から成る部族へ拡大。人々は自己と他者を概ね区別して認識したが、因果関係、つまり原因と結果に対する理解は不十分で、世界が様々な神秘に満ちている。

 この段階でも、組織はまだ存在していない。そしてこれ以降、人類は4つのパラダイムを経験する中で組織モデルを生み出し、進化させていった。

 

この要約を読んだ方は、
他にこんな要約も読んでいます。

共感経営

野中郁次郎 日経BP・日本経済新聞出版本部

プロフェッショナル経営参謀

杉田浩章 日経BP・日本経済新聞出版本部

BCG 次の10年で勝つ経営

ボストン コンサルティング グループ(編著) 日経BP・日本経済新聞出版本部

オフサイトミーティング

スコラ・コンサルト 対話普及チーム 同文舘出版