2014年8月号掲載

嘘つき男と泣き虫女

Original Title :WHY MEN LIE AND WOMEN CRY

嘘つき男と泣き虫女 ネット書店で購入
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

※『TOPPOINT』にお申し込みいただき「月刊誌会員」にご登録いただくと、ご利用いただけます。

※最新号以前に掲載の要約をご覧いただくには、別途「月刊誌プラス会員」のお申し込みが必要です。

著者紹介

概要

42カ国でNo.1ベストセラーになった『話を聞かない男、地図が読めない女』の著者の第2作。「どうして男は嘘をつくの」「なぜ女は涙を武器にわがままを通すのか」…。世界中から寄せられた男女を巡る質問を基に、異性の行動を徹底分析。当たり前なのに今まで気づかなかった事実、目からウロコが落ちる話など、“異性の気持ち”を理解する手がかりが満載!

要約

女の言葉に込められた5つの秘密

 男と女の間の誤解や摩擦は、アダムとイヴが初めてけんかをした時から絶えることがない ―― 。

 私たちは10年ほど前から、男女のコミュニケーションの違いについて調べている。

 様々な国籍や人種の男性に話を聞いたところ、女のコミュニケーションについて、男は5つの疑問を抱いていることが判明した。

 さらに、5つの疑問の背後には興味深い秘密が隠されていることがわかった。この秘密がわかれば、異性とのコミュニケーションは円滑になる。

 そんな、男が抱く5つの疑問を紹介しよう。

①なぜ女はおしゃべりなのか?

 際限のない女のおしゃべり ―― それは、男がどうしても理解できないことの1つだ。

 原始時代の女は、他の女や子どもたちと集団を作り、行動範囲も広くなかった。集団生活をつつがなく送るには、仲間と密接な関係を築き仲良くすることが不可欠だ。だから女たちは、何でも一緒に行動し、たえずおしゃべりをして絆を深める。

 会話時の男女の脳のMRI画像を見ても、女の脳の方が、発話や言語関連の機能を活用している。

 この差が、男女のカップルに多くの摩擦を引きおこす。働いている男は、言葉の持ち分を午後の早い時間に使い果たしているのに、女はまだ4000~5000語も余力が残っている! だから女同士であれば、1日中おしゃべりをして別れた後、電話でさらに1時間も長話ができる。

 一方、男はもともと狩猟者であり、動き回る獲物を倒し、皆に食べさせてきた。こうしたことから、男の脳は「視覚・空間」領域が発達した。

この本の要約を読んだ方は、
他にこんな本にも興味を持たれています。

話を聞かない男、地図が読めない女 男脳・女脳が「謎」を解く

アラン・ピーズ 主婦の友社

ハーバードの人生を変える授業

タル・ベン・シャハー 大和書房(だいわ文庫)

自衛隊メンタル教官が教える 50代から心を整える技術

下園壮太 朝日新聞出版(朝日新書)

幸福の意外な正体 なぜ私たちは「幸せ」を求めるのか

ダニエル・ネトル きずな出版