リーダーのための伝える力

リーダーシップコミュニケーション・心理学
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著者紹介

概要

何を、どう伝えれば、部下、そして組織は変わるのか? キヤノン電子を6年で売上高経常利益率10%超の高収益企業へと導いた“カリスマ社長”が、「部下の力を引き出す極意」を伝授。リーダーがまず「夢と目標」を伝える、リーダーが自らやってみせる、基本は「顔の見えるやり取り」等々、リーダーとしての40年の経験の中で氏が培ったノウハウを披露する。

要約

闘う集団へと変える伝え方

 リーダーの役割とは、「利益を出せる強い組織」へと部下とチームを成長させることである。

 では、どうすれば強いチームへと変えることができるのか? 何が伝われば組織は変わるのか?

リーダーはまず「夢と目標」を伝える

 新たにリーダーになった時、誰しも悩むのは、部下にまず何を伝えるべきか、ということだろう。

 結論から言えば、「自分は何がしたいのか、何を実現したいと思っているのか」ということに尽きる。つまり、「自分の夢であり、目標」である。

 しかもそれは、部下が思わず「よし!」と奮い立つようなものでないといけない。

 ただし、夢と目標を語っても、そう簡単に社員は動いてくれない。多くの場合、「そんなことが本当にできるのか?」と疑いの目を向けるものだ。

 私はキヤノン電子の社長に就任した時、「世界トップレベルの高収益企業になろう」という夢を掲げ、それを実現するために「全てを半分に」(開発のスピードや生産スペース、原材料などを従来の半分に減らす)という具体的な目標を設定し、社員に提示した。

 その時も社内から、「全てを半分になんてできっこない」という声が聞こえてきた。しかし、「全てを半分に」という目標は4年目には達成し、その2年後には利益率も約13%を達成した。

 なぜ目標は達成できたのか? それは、目標達成後の会社のあるべき姿を社員と共有したからだ。

 私は、目標を達成したらどんな会社になってほしいのか、社員に尋ねた。具体的には、「あなたはキヤノン電子をどんな会社にしたいと思いますか」というアンケート調査を行った。

 その結果、約2万件の回答があった。多数の回答だったが、社員の総意は見事に一致していた。

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