2013年3月号掲載

雑草に学ぶ「ルデラル」な生き方 小さく、速く、多様に、しなやかに

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著者紹介

概要

「ルデラル」とは、荒れ地を生きる植物のこと。道端などでよく目にする雑草がその典型だ。雑草というと、たくましいイメージがあるが、実は弱い植物である。他の植物との競争を避け、環境の変化、逆境を味方につけて、したたかに生き抜く。披露される「ルデラルな生き方」を選択肢として持てば、激動の時代を生きる上で、有効な戦略オプションとなるだろう。

要約

荒れ地を生き延びる「ルデラル」

 自然界は弱肉強食の世界といわれる。

 しかし、競争に強いものたちだけが生き残っているかといえば、そうではない ―― 。

植物には3つの生き方がある

 英国の生態学者であるジョン・フィリップ・グライムは、植物の成功戦略を3種類に分類した。

 「CSR戦略」と呼ばれるもので、植物が成功して生き抜く上で、C型、S型、R型という3つの生き方があるとした。

 C型は「コンペティティブ(競争型)」で、競争に強いタイプである。激しい競争を勝ち抜くことで成功する植物が競争型だ。

 S型は「ストレストレラント(ストレス耐性型)」である。競争型の生えることのできないような過酷な環境に適応するのがS型である。例えば、サボテンなどがその典型である。

 そして、このどちらでもないのが、R型「ルデラル(攪乱耐性型)」である。弱者と呼ばれる植物たちが成功を収める生き方だ。

そもそも「強さ」とは?

 ルデラルとは、荒れ地を生きる植物を指す。

 雑草には、抜いても抜いても生えてくるというイメージがある。そんな雑草の強さにあこがれ、「雑草魂で頑張る」と心境を語る人も多い。

 だが雑草は、植物学の分野では弱い植物とされる。では、なぜ弱い植物である雑草に人は強さを感じるのか。これがルデラルの重要なポイントだ。

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