2012年12月号掲載

必ず「頭角を現す社員」45のルール

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著者紹介

概要

社内で、エース級の人材になる方法とは? トリンプ・インターナショナル・ジャパンの社長として、多くの社員を見てきた吉越浩一郎氏が、抜擢される社員の共通点を示す。「『決断』を迫られる前に、『判断』を重ねておく」「仕事は基本的に断らない」…。頭角を現す社員の特徴は、すなわち、いい仕事をするための指針であり、全てのビジネスパーソンの参考になる。

要約

「頭角を現す社員」の考え方と行動

 会社において、確実に頭角を現していく社員と、その他大勢からなかなか抜け出せない社員 ―― 。

 そこには能力はもちろんのこと、考え方や習慣、仕事への取り組み方など、明確な「違い」がある。

 その違いに、いち早く気づけるかどうか。これはビジネスパーソンの一生を大きく左右する。

最高に優秀な「歯車」になる

 優れた人の真似をする ―― 。

 これは、仕事力を高める最善の方法である。

 とはいえ、「真似するならこの人だ」と確信できる人は、なかなか身近には見つからないものだ。

 「この人だ」と思う著者の本を読み、その人を真似ても限度がある。

 なぜなら、本から学べることは、著者が自身の経験を基に体系立てた基本的な考え方やテクニックにとどまる。それらを活用して仕事力を高めるには、自らの経験を通して習っていくしかない。

 「組織」から学ぶのが最もよい。

 ウエスト・ポイントは世界最強といわれる米国の陸軍士官学校で、200年の歴史を誇る。マッカーサーやアイゼンハワー、財界ではコカ・コーラ社など大企業の経営者を数多く輩出している。

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