2011年11月号掲載

日本製造業の戦略

マネジメント企業戦略・戦略論
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著者紹介

概要

近年、日本企業、特に製造業に精彩がない。とはいえ、日本企業は優れた技術、人材を有する。これらを活かし、革新的なテクノロジー・サービスを創出できれば、再び世界のリーダーとなるのも夢ではない。そのための具体策を、本書は示す。各種調査を基に2015年の世界のビジネス、社会、個人の生活を予測、日本企業が再起する上での課題と打ち手を提起する。

要約

日本企業復活――ある成功シナリオ

 バブル経済崩壊後の20年間、世界市場における日本企業の地位は低下し続けてきた。

 とはいえ、まだ大敗が決定したわけではない。

 先進技術を活用したテクノロジー・サービスと、それを提供する「生態系」を創出できれば、再起は可能だ。近未来において、例えば、こんな「成功シナリオ」が実現しているかもしれない。

 ――2015年、日本企業は健康管理、医療、介護補助等の領域で、再び世界の注目を集めている。

 成功要因の1つは、既存の市場に新しい需要を創出し、利用者層を広げたことだ。

 2010年、スマートフォンやタブレット端末は大ブームを起こしたものの、そのユーザーは若者が中心だった。そこで、日本企業は新たな利用者層の創出が再起のカギになると考え、検討を重ねた。

 その結果、高齢者や障がい者までもが使える次世代端末やデバイスを開発したのだ。

 例えば、従来のデバイスの入力方法は画面へのタッチやキーボード入力が主流であった。ところが日本企業は、思う、聞く・話す、触る、見つめるといったユーザーの感覚的行動でデバイスを操作できるよう、新たな入力方法を開発した。

 それにより、入力に手を動かす必要がなくなり、高齢者や障がい者でも利用できるようになった。

 こうした次世代端末は、持ち歩くだけで歩数や活動量、移動距離などを自動的に記録する。

 あるいは、搭載カメラで食べたものの写真を撮ると、そのカロリーや栄養バランスを自動計算し、「今日の食事は目標値に対して500キロカロリーほどオーバーしているので、2キロメートルほど歩きませんか?」といったアドバイスも行う。

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