ブルー・オーシャン戦略

Original Title :Blue Ocean Strategy

企業戦略・戦略論イノベーション
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著者紹介

概要

低コスト、差別化、ブランディング等々、これまで様々な市場戦略が登場してきた。だが、同じ市場で、同じような商品でライバルと競う限り、いずれ“消耗戦”になる。本書は、そうした血みどろの戦いが行われている既存の市場「赤い海」ではなく、未開拓の市場「青い海」を創造すべきだと主張。現在の業界の実態を分析し、そこから青い海、ブルー・オーシャンを生み出すための具体的手法を解説する。

要約

ブルー・オーシャンを創造する

 1984年設立のパフォーマンス集団シルク・ドゥ・ソレイユ(以下シルク)は、今日までに世界90都市の4000万人近くもの人々を魅了してきた。

 シルクは、世界のサーカス業界に君臨するリングリング・ブラザーズ&バーナム&ベイリー・サーカスが100年以上かけてようやく到達した売上高を、わずか20年足らずで達成したのである。

 この偉業が真に輝いているのは、それがサーカス業界という、斜陽産業で成し遂げられたからだ。

 そして、他のサーカスの顧客を奪ったのではなく、全く新しい顧客層(大人や法人)を開拓し、新しい市場を創造した。

 この偉業の本質を理解するには、「赤い海(レッド・オーシャン)」と「青い海(ブルー・オーシャン)」からなる市場を思い描くとよい。

 レッド・オーシャンは、今日の産業全てを表す。ここでは、各社が限られたパイを奪い合う。競争が激しいため、市場は赤い血潮に染まっていく。

 一方、ブルー・オーシャンは、今はまだ生まれていない未知の市場の全てを指す。市場として未開拓であるため、新たに需要を掘り起こせる。

 シルクが現れる前、サーカス団は代わり映えしない演技で、縮小傾向にある市場で競争していた。

 だが、シルクはサーカスの楽しさと興奮はもとより、パフォーマンスとしての知的洗練度、豊かな芸術性も追求して、サーカス愛好家の他、サーカスに関心のなかった大人の観客をも引き付けた。

 その結果、全く新しいサーカスの概念が生まれ、ブルー・オーシャンが誕生したのである。

第1の基本分析手法:戦略キャンバスを描く

 では、ブルー・オーシャンを創造するにはどうすればよいのか?

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