チェンジ・リーダーの条件

Original Title :THE ESSENTIAL DRUCKER ON MANAGEMENT

マネジメント
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著者紹介

概要

ドラッカーの過去の著作から、選りすぐりのマネジメント論を紹介したもの。マネジメントの定義、課題、責任、基礎知識とともに、今日不可欠な、変化の時代のマネジメントに関する論考も収録されている。変化をチャンスに変え、未来を築くための様々な具体策が提示される。“マネジメントの父”の深い知恵が凝縮された1冊だ。

要約

マネジメントの常識が変わった

 マネジメントの研究は、19世紀に、政府、常備軍、企業などの大組織が現れた時に始まった。以来、「組織の正しい構造は1つである」との前提に立ってきた。

 その、正しい構造とされるものは何度か変わった。そして、正しい構造の探求は今も続いている。

 今日、もはや万能の構造などというものは存在し得ないことを認識しなければならない。存在しうるものは、それぞれが特有の強みと弱みを持ち、その場面ごとに適用されるべき組織構造である。

 組織は、共に働く人たちの生産性を高めるための道具である。そのようなものとして、組織構造は、それぞれが、ある状況の下で、ある時点において、ある仕事に適合するだけである。

組織が守るべき原則

 組織には、守るべきいくつかの原則がある。

 第1に、組織は透明でなければならない。誰もが自分の働く組織の構造を知り、理解できなければならない。しかし、多くの組織でこの原則が守られていない。

 第2に、組織は最終的な決定を下す者を必要とする。危機にあっては、その者が指揮をとる。

 第3に、権限には責任が伴わなければならない。

 第4に、上司は1人でなければならない。複数の上司を持てば、板挟みになる。

 第5に、階層の数を少なくしなければならない。情報理論が教える通り、情報の中継点が雑音を倍加し、メッセージを半減させることを考えるならば、組織の構造は可能な限りフラットな方がよい。

 以上の原則は、何をなすべきかについては教えない。何をなすべきでないかを教えるものである。

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