2025.8.8

お盆休みに読みたい 名経営者の生き方

お盆休みに読みたい 名経営者の生き方
今年もお盆の時期がやってきました。
お墓参りをして、ご先祖様に思いを馳せる、という方も多いのではないでしょうか。
連綿と続く先人たちの営みが、今の私たちの礎となっている――。これは、家系のみならず、ビジネスにもいえることです。
そこで今月は、時間に追われずに読書のできるお盆休みにぜひ読みたい、「名経営者の生き方」を説いた良書5冊を厳選しました。
松下幸之助、本田宗一郎、稲盛和夫といった日本を代表する経営者から、ウォルマートのサム・ウォルトン、インテルのアンドリュー・グローブまで。
日米5名の「偉大な先人」の足跡をじっくりと追うことは、今後の仕事や人生への向き合い方に良い影響をもたらしてくれるはずです。

2006年4月号掲載

素直な心になるために

戦後、日本人は努力の末、物質的な豊かさを手に入れた。だが一方で、自己の利害のために他人を無視し、争うなど、必ずしも心豊かに暮らしているとはいえない。著者・松下氏は、その原因は「素直な心」の欠如にあると指摘。自他ともに幸せになる上で欠かせない、素直な心とはどのようなものか、そして、いかに養えばよいかについて、柔らかな語り口で説く。

著 者:松下幸之助 出版社:PHP研究所 発行日:1976年9月
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2009年3月号掲載

ざっくばらん

戦後日本を代表する起業家、技術者である本田宗一郎氏。本書は、その氏が、自動車製造に乗り出す前の昭和35年に自ら著し、長らく“幻の第一作”と言われていた書を復刊したものである。企業経営のあり方、技術やデザインへの熱い思い、政治・経済のこと…。文字通り“ざっくばらん”に語られる氏の考え方や生き方は、今なお我々に多くの気づきを与えてくれる。

著 者:本田宗一郎 出版社:PHP研究所 発行日:2008年12月
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2013年11月号掲載

燃える闘魂

今の日本に必要なのは、「燃える闘魂」である。それが企業のリーダーに欠けていたことが、閉塞感漂う経済社会をもたらした ―― 。こう喝破する稲盛和夫氏が、不屈不撓の一心で経営に当たることの大切さを説く。負けてたまるか! 強い思いを抱き、歯を食いしばり、経営に携わってきた氏の経営哲学は、混迷の時代を生き抜く勇気と指針を与えてくれるだろう。

著 者:稲盛和夫 出版社:毎日新聞社 発行日:2013年9月
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2017年11月号掲載

私のウォルマート商法 すべて小さく考えよ

世界最大の小売業ウォルマートを創業した、サム・ウォルトン氏の自伝である。氏はどのような経緯で起業し、世界一への道筋を歩んだのか。同社の成長の軌跡を明かすとともに、自らの哲学、起業理念、お客や従業員、家族への思いなどが、フランクかつ具体的に語られる。氏の人柄、人間性が垣間見られる1冊だ。

著 者:サム・ウォルトン、渥美俊一(監訳)、桜井多恵子(監訳) 出版社:講談社(講談社+α文庫) 発行日:2002年11月
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2017年11月号掲載

パラノイアだけが生き残る 時代の転換点をきみはどう見極め、乗り切るのか

「パラノイア」とは、病的なまでの心配症のこと。常に危機感を抱き、状況に敏感に反応する。そうした姿勢を貫くことで危機を克服し、今日のインテルを築いた世界的な名経営者が、あらゆる経営環境が激変する「戦略転換点」の恐怖、そしてその対処法を説く。長く絶版だった『インテル戦略転換』を修正、新章を追加した復刊本。

著 者:アンドリュー・S・グローブ 出版社:日経BP社 発行日:2017年9月
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