新刊ビジネス書の要約『TOPPOINT(トップポイント)』
月刊誌『TOPPOINT』の各号に掲載している“一読の価値ある新刊書”10冊の内容をご覧いただけます。
近年、国際的に存在感を増す“新興国の盟主”、インド。人口は中国を抜いて世界一、GDPは英仏をしのぎ世界5位。そして、非同盟中立の外交。もはや、この国を抜きに国際政治は語れない。そんな“最注目国家”を、インド経済研究の第一人者が分析した。宗教や経済、外交、格差の問題等々、同国を知るための情報が満載だ。
経済大国から貧困大国へ ―― 。かつて「ジャパン・アズ・ナンバーワン」と称された日本経済も、今は昔。30年近く賃金は上がらず、購買力は先進国で最低レベルまで落ち込んだ。著者いわく、凋落の根本にあるのは経済政策の失敗だ。円安政策や補助金バラマキなど、政府の経済運営の問題点に、野口悠紀雄氏が鋭く切り込む。
グローバルビジネスの覇者、GAFA。豊富な資金と人材を誇る彼らには、今や国家でさえ対抗できない!? 日本政府の規制案に公然と異を唱えるアップル、米国の軍事中枢に深く食い込むアマゾン、後の米独禁当局トップをロビイストとして抱えていたグーグル…。国を翻弄する巨大ITの手練手管を、日米で取材を続ける記者が暴く。
TSMC(台湾積体電路製造)は、半導体の世界で“唯一無二”の存在だ。あらゆるテクノロジー製品に必要な半導体を世界中に供給し、圧倒的シェアを誇る。なぜ、こんなに強いのか? 2万人もの技術者チーム、歩留まり率99%以上の生産技術、技術力とコスト優位性の両立…。競合他社を寄せ付けない、その強さの秘密を明かす。
顧客に“刺さる”マーケティング戦略は、どうすれば作れるのか? この問いに、コンサルタントが答えた。ポイントは、顧客に「あなたから買いたい」と思ってもらえる「強み」を作り、その強みを「伝え切る」こと。これを実行するためのノウハウと、売上につながるKPI(重要業績評価指標)の設定の仕方について詳述する。
結婚に恋愛は必要ない! 近年、「恋愛と結婚は別」と考える若者が増えている。結婚相手に求める条件も、男性の約半数が妻に「経済力」を、女性の9割超が夫に「家事・育児能力」を求めるなど、従来とは様変わりしている。こうした若者の実態から、未婚化・少子化が進む原因、その解決策まで、各種調査をもとに平易に説く。
日本固有の宗教である「神道」。初詣で神社を訪れるなど現代の生活にも深く根付いているが、それがどういう宗教かを知る人は多くはないのではないか。開祖がおらず教義もない、そんな神道の成り立ちや特徴について、宗教学者が仏教などとの比較を交え解説。神道を理解することは、日本人の世界観を知ることにもつながるだろう。
かつて、ピタゴラスは言った。「黙すことを学べ」。古代ギリシアの哲学者は、“静寂”こそ物事の根源を見抜くカギだと見ていた。しかし今、私たちは様々な騒音や情報にまみれた世界で生きている。そんな中、いかにして静寂を育むかを説いた書。「静けさ」の力によって、自分を高め、より良い人生を築くための実践的な方法を示す。
怒りとうまく付き合うための心理トレーニング、「アンガーマネジメント」。長年、その指導にあたる著者が、怒りについて説く。なぜキレるのか、怒りの「構造」から、怒りに流されないための「対処法」、怒りにくくなるための「体質改善」のスキルまでを披露。リーダーが怒りの感情をマネジメントできれば、職場の雰囲気は変わる!
約80年前、1940年に米国で出版された書。以来、版を重ね、世界各国で翻訳され、多くの人に読書のあり方を示してきた。読み書きのできない子供の「初級読書」のレベルから、論点を明確にし、分析・整理する最終レベルまで。単に知識を得るのではない、自分の頭でものを考え、自らを高めるための読書法が、わかりやすく説かれる。
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