データでわかる 2030年 地球のすがた

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著者紹介

概要

世界は、今までとは違う時代に入りつつある。相次ぐ豪雨や巨大台風などの異常気象、迫りくる食料危機、新型コロナなど世界中に広がる感染症…。本書は、様々な問題を抱える地球の今、そして今後を解説したものだ。国際機関の最新データをもとに、押し寄せつつある世界的な潮流、「メガトレンド」の数々を明らかにする。

要約

顕在化した気候変動の猛威

 世界が今までとは違う時代に突入している ―― 。

 最近、そう感じる人が増えているのではないか。例えば、百年に一度といわれる大規模自然災害が、世界中で毎年のように発生するようになった。

 こうした世界的な潮流「メガトレンド」を、日常的に意識することは難しい。メガトレンドは変化の波は大きいが、長い時間をかけて押し寄せるため、その変化に気付きにくい。だから、現実のデータを見て実情を理解するしかない。

 そこで、データを基に、重要性の高いメガトレンドのいくつかを見ていこう。

気温上昇が止まらない

 最近、異常気象が頻繁に観測されるようになった。この気候変動に関して、日本には「発生していない」と考える懐疑派も意外と多い。

 だが、国連は過去数十年間一貫して、非常に高い確率で「地球は温暖化している」と主張し、裏付ける科学的データも示してきた。

 気候変動の発生について国連が根拠とするのは、「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」という国際機関が発表している報告書だ。

 最新の第5次評価報告書では、地球温暖化は人間社会が排出する二酸化炭素が原因となっている確率が95%以上、としている。

 そして同報告書は、「2100年の気温は、1985年から2005年まで20年間の平均と比べ、最大で4.8℃上昇する」と予測している。

深刻化する自然災害と異常気象

 気温上昇は、天候のメカニズムを変えてしまうため、異常気象を発生させる。

 例えば、台風。第5次評価報告書は、地球全体で台風の発生頻度は現在と変わらないか減少する一方で、1つ1つの台風が巨大化する可能性が高いと予測している。

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