2019年9月号掲載

ハピネス・カーブ 人生は50代で必ず好転する

Original Title :THE HAPPINESS CURVE

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著者紹介

概要

研究によれば、人の幸福度はU字曲線を描く。30~40代で下降し、50代で緩やかに上昇。これを「ハピネス・カーブ」という。すなわち若者や老人と比べた時、中年は幸福度が最も低い。人生に満足できず、焦燥感が募る。この「中年の危機」をどう乗り切るか、ジャーナリストが数々の取材、自らの経験を踏まえ、アドバイスする。

要約

「ハピネス・カーブ」とは何か

 40歳になろうとする頃、私は自分の望んだ以上のものを手にしていた。17年間、ジャーナリストとしてのキャリアも、順調に積んでいた。

 にもかかわらず、私は2月のある日、自分の抱える不安をこう日記にしたためていた。「最近、僕はどうしようもなく不安を感じている。自分の人生はなんてつまらないんだ、僕はなんてつまらない人間なんだ、といつも考えてしまう」。

 なぜ満足できないのか、私は困惑していた。

 その頃、私は「ハピネス・カーブ(幸福曲線)」の谷底にいたのだ。不満に思うべきことなど何一つないのに不満を感じてしまうのは、中年期にはよくあることとは知らなかった ―― 。

イギリスの生活満足度調査でわかったこと

 イギリスはどの国よりも熱心に国民の主観的生活満足度を計測しようとしており、毎年、国家統計局が調査を行っている。

 次のグラフは、2014~2015年の調査結果だ。年齢の異なる30万人を対象に「あなたは今の生活にどれくらい満足していますか?」という質問をして得られた回答をまとめたものだ。「満足」あるいは「とても満足」と答えた人の割合を、年齢層ごとに示している。

 

 グラフから、年齢による幸福度の違いについて面白いことがわかる。平均的な中年の人は、平均的な若者や老人よりも幸福度が低いということだ。

年齢と幸福度には関係がある

 中年の危機を自分でも経験した私が最も知りたかったことは、年齢そのものが明らかに幸福度に影響を与えるのかどうかである。

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