2010年2月号掲載

逆境を生き抜く 名経営者、先哲の箴言

自己啓発
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著者紹介

概要

孔子、諸葛孔明、あるいは松下幸之助、小林一三…。歴史を生き抜いてきた先哲、名経営者の言葉には、「不変の原則」が詰まっている。不況下の今、とりわけ、こうした先人たちの言葉から学ぶべきことは多い。好不況に一喜一憂することなく、強く生きる。そのためのヒントとなる箴言の数々を、古今の思想に明るく、自身も先人の言葉に学んできた著者が紹介する。

要約

逆境を乗り越えた先人の知恵

 経営者は、日々事業を営む中で、時に迷いが生じることもある。そんな時、過去の名経営者や古の賢人の言葉は参考になる。

 特に、創業者の言葉はサラリーマン社長のそれとは重みが違う。サラリーマン社長は自分の任期中、大過なく過ぎればよしという世界でもある。

 一方、創業社長は自ら事業の種を蒔き、リスクを引き受け、汗をかく。その意味で背負っている重さはずいぶん違いがある。

 そうした創業者の言葉は、長期的な視野で語られており、恐らくどんな時代にも通用する。

 そして、古典の言葉にもまた「不変の原則」、現代を生き抜くための叡智が詰まっている。

好況よし、不況さらによし。

 松下幸之助さんのこの言葉は、一瞬わかりにくい。なぜ好況よりも不況がいいのか。

 この言葉には、2つの意味があると思われる。

 1つは、長い間には「悪い時を乗り越えなければならない時期」が必ずあるということだ。

 良い時期、悪い時期と多様な経験をする中で、人は成長する。会社も同じで、悪い時もあれば、良い時もある。そんな当たり前の事実を、まずは認識しておくべきだというのが1つ。

 もう1つは、不況は会社にとって本物に生まれ変わるチャンスだということだ。

 不況期にはものやサービスは簡単には売れない。そこで、徹底的に製品やサービスの見直しをする。不況は、企業が生き残るために、身体を筋肉質にして、体力をつける絶好の機会となる。

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