2009年7月号掲載

600万人の女性に支持される「クックパッド」というビジネス

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著者紹介

概要

料理サイト「クックパッド」は、月間600万人以上の女性が訪れる超人気サイトだ。その人気の秘密は、徹底した“ユーザー志向”のサイト作りにある。驚くほど早いクリックレスポンス、簡単かつ楽しんでできるレシピの投稿システム…。本書で紹介される、とことん使い手の側に立った工夫の数々、そして経営理念は、モノ作りや販売においても学ぶ点が多い。

要約

「クックパッド」とは?

 料理サイト「クックパッド」。月間で616万人ものユーザーが訪れる、超巨大Webサイトだ。

 ユーザーに提供している代表的な機能は、わずか2つのみ。「料理レシピを載せること」と「料理レシピを探すこと」だけである。

 何ともシンプルなサイトだが、今やユーザーから投稿された写真入りのレシピは50万にも上る。これは世界最大の規模だという。

 そして、このレシピの中に今日の献立のヒントになるものはないかと、多くの女性ユーザーが日々、続々とやってくるのである。

 実際、アクセスのピークは16時頃。夕飯の買い物の前後に利用し、今日は何を食べようか、を考える「食卓の意思決定メディア」になっている。

 しかも、ユーザーによるクックパッドの利用頻度は、非常に高い。ほぼ毎日が65.5%、週に3、4回が21.5%、週に1、2回が9.6%と、96.6%の人が週に1度以上使っている。

 利用者は20代、30代の女性が中心だが、驚くべきは人口に占める割合だ。20代女性では21%、30代に至っては26%がそのユーザーなのだ。

クックパッドは、なぜ「女心」を掴んだのか

 では、なぜクックパッドは、600万人以上の女性ユーザーの支持を得ているのか?

 そもそもビジネスは誰のために行われているのか。それはユーザーであり、顧客のためだ。

 この点において、クックパッドは極めてシビアな視線で自分たちを見つめてきた。サイトを運営するクックパッド(株)の佐野陽光社長は言う。

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